くまの自転車日記

景色のいい海辺でメシを食う。これ最高♪ ( ̄(工) ̄)ノ

今日の一句「ベアリングを 砥石で削る 新境地」

2020-10-31 06:25:00 | AL-FDB140
ども!自転車沼にハマっている者です。。
( ̄(工) ̄;)汗


14インチ折りたたみ自転車のフィアット号AL-FDB140ですが、
下り坂でも転ろがりが悪いので原因調査・改善をしてみました。


フィアット号は前後共にliteproの完組ホイール。
シールドベアリングで前輪は2ベアリング、後輪は4ベアリング。

後輪はハブ本体に2つ、コグに2つのベアリングが付いています。



このコグ(スプロケ)に付いている2つのベアリングがまともに回っていなかった。


新品ベアリングを用意して、メンテスタート!

おそらく圧入し過ぎであろう。
ディスタンスカラーがギチギチに固くて動かない。

コグ側のベアリングを反対側から軽く叩いてカラーが動きやすくなる程度に調整すると、するすると回るようになった。

一件落着と思われたが、ラチェット側のベアリングの動きが激渋。。
こちら側のベアリングは交換しよう。
 

ディスタンスカラーをずらしてハンマーで叩いてベアリングを抜きます。

ちょっとづつ斜めにならないように確認しながら叩き出す。


もうちょい


外れた!


ちなみにディスタンスカラーはアルミ製で6mm厚



新品ベアリングをこれで圧入します。


完成!
と、思いきや、圧入途中から新品ベアリングも激渋の動きに、、、




圧入したベアリングをまた外す。

外したベアリングは軽く動くようになった。
叩きまくったのでもう使えないけど、、


う〜む

これはベアリングを挿入する孔径が小さいのかも。

確かにベアリングを抜くのも圧入するのもかなり硬かった。

孔を拡大したいけど、鉄製だし道具もないからムリ。
ならば、ベアリングの外周を削って小さくするか。

まずは使えなくなったベアリングを削ってから圧入してみる。
うむ、いいかもしれない。圧入しても軽く回る。


では残された新品ベアリングを荒砥石に乗せて削る!



削る、削る。

まさかベアリングを削る事になるとは思わなかった。w


なるべく真円を保つように注意しながら削る。
最後はノギスで真円度をチェックしてから中砥石で表面を仕上げて完成♪

シールしてたけど、ベアリング内に砥粉が入っちゃったみたいなので分解清掃。
グリスアップしてから圧入です。

程よい圧入加減で無事完成!パチパチ!





ですがー

このリアホイール、4つのベアリングが機能するようにはなったものの、回転がイマイチ。
いや、イマサンぐらい。。

う〜む

組み付けて試乗する


ラチェットにグリスを塗り込んだのでラチェット音は静かになったけど、
下り坂の転がりチェックでは、以前よりはマシになったものの、五十歩百歩。


まだまだ明かりが見えないwww



( ̄(工) ̄)ノ