1月15日
一昨日、NHK 2003年のア―カイブスが放映されていて。
黒田官兵衛。 今年の大河の主人公ですね。
黒田官兵衛は、秀吉に仕えた武将ですが、
秀吉にどんな無理を言われても何も言わず仕え、
結果を出し、天下取りの下地さえも作ったのに、
その才能故に、秀吉に疎まれ、
何ひとつ褒美も与えられることはなく、
言葉さえかけられず、一切、報われなかった。
それでも、官兵衛は、最後まで秀吉に反旗を翻すこともなく、
隠居、出家した後も、小田原の陣 の際、万策尽きた秀吉に呼び出され
戦法を尋ねられれば、答え、結果を出す。
ん――、会ってみたいですねえ~。
どんな人なんでしょうかあ。
あの人に会いたい ってNHKで過去にやってましたけど無理ね・・・・ククッ。
どの時代も、TOPの人間の陰には、
TOP以上の人間が存在し、支えているんですねえ。
ナンバ―2になるには、ナンバ―1と同じものを持ち、
更に上回る進言ができる知恵を持っていないとなれないんだと
聞いたことがありますが、本当なんですね。
官兵衛もまさにそんなナンバ―2の一人。
そして、官兵衛にももちろん、支えてくれた優秀な家臣がいたそうで。
忠義を尽くす・・・・。
ひとり息子の長政は・・・といえば、
石田三成との確執により、
関ケ原では、東軍に付き、西軍の小早川秀秋の寝返りに一役買ったらしいですねえ。
そのお蔭で、勝利した後、
家康から実高100万高をもらい、家康に忠義を尽くしたそうで。
それにしても戦国の世は乱世ですねえ。 おお、コワッ 。
女性も大変でした・・・・・長政は秀吉の養女と結婚しておきながら、
離縁して、家康の養女と結婚 。
女性の人生なんてないに等しい。
あ~、今の世に生を受けてよかった―― 。
あっ、それから、長政の兜。
カッコイイ大水牛兜 と 一の谷形の兜 がありますが、
一の谷形の兜・・・・・実は、ウルトラマンに登場する
ウルトラマン怪獣「ゴモラ」のモデルになっているんですって 。
ゴモラって、ご存じ? 観ると、ああ~! ってなります。
それにしても、ウルトラマンシリ―ズ大好きでした 。
女の子だった(今の性別も女性!ですけどっ )のに 。
大人になって、家のニ三軒先にあった空き地で、撮影をしていたんですが、
ふふふ、想像できますよね。
ドラム缶の上から、「トォォォッ 」って飛び降りて・・・
いえ、宇宙に帰って行ったんですけどね、
夢は全く破れず、
あれが、あれが、ウルトラマン なのね って、感激しちゃいました。
ウルトラマンのハヤタ隊員も子供ながらに「カッコイイお兄さんだっ」
とハ―トマ―ク で観てましたねえ。
あっ、話が逸れました 。
ということで、長政は長政で黒田家の家名を立派に残した親孝行な息子ですが、
父官兵衛の生き方は、その時代にはない生き方ですね。
報われなければ、反旗を翻す。謀反を起こす。
そんな時代だったのに。
官兵衛は、隠居後は、 黒田如水 くろだじょすい と名乗りました。
水が流れるがごとく、自分はどんな時も変わらない と、
NHKア―カイブスでは説明していました(諸説ありますが)。
キリシタンなのに仏教徒みたいですね。 まあ、出家したんですから仏教徒ですか?
妻も側室を持たず、光(櫛橋伊定の娘)ただひとりと睦まじく過ごしたとか。
そう、相手が誰であろうが、どんな人であろうが、
こころを変えず、友に接する(昔なら父母でしょうか)ような心で
接していくこと。そして、自分の持ってる力を出し惜しみしないこと。
それが、水の如くサラサラと流れていく 生き方。
美しいわ~ 。
私も死ぬまでには少しでもそんな風に出来るかしら~ 。
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