高原の夏

ニッコウキスゲに止まるノビタキを撮ろうと思いまして高原にあるニッコウキスゲ群生地に行って来ました。満開の筈だったのですが、ニッコウキスゲはまばらでしたね。

ピークを過ぎてしまったのかと思ったのですが、常連さんの話では例年にない不作の年とのこと。
花が少ないからなのか餌となる虫も少ない？ノビタキもなかなか姿を見せてくれませんでした。
なんとか撮れたノビタキたち





ノビタキよりグライダーをよく見かけました。

断捨離

台風や長雨、コロナもあり出かける機会がめっきり減ってしまいました。その間、家の中の不要なものを整理したりしていました。
断捨離していたわけです。おかげでずいぶん整理できてスッキリしてきました。ただ自分の撮影機材はなかなか捨てられない。
というか逆にカメラが１台増えました。

D850お買い上げ。今回の写真は全部D850 で撮影したものです。

なぜ今更レフ機？と思うかもしれませんが、新発売当時よりは価格が安くなてきたから。
ずっと使っているD500はDX機なので、視野角が広くなるFX機の方が飛んでいる鳥をファインダーから見失いにくいと考えたというのもあります。使い慣れたD500と操作系がほぼ同一であり全く違和感はありません。カスタマイズの設定も全部同じにできました。
SONYのα９なども考えましたがシステム全部変えるほど思い切ることができなくて。。。

まだ１回しか使っていませんが500mmレンズで撮ってもファインダーから鳥を見落としにくくなりました。ただAF性能はD500と変わりませんね。同じAFセンサーなので当たり前か。
高画素は素晴らしい。小さく切り取ってもまだまだ十分な画素数があります。

秒９コマのためのMBーD18というバッテリーパックも購入したのですが、秒９コマ達成するにはD5、D６で使われているのと同じバッテリーEN-EL18cが必要とのこと。でもこのバッテリを使うにはBLー5という専用の蓋も必要なのです。ところがBLー5だけなぜか品切れで入荷の目処が立たないとのこと。ニコンさんなんとかして〜！このままでは欲しい性能が出せません。

断捨離とは
「断」＝入ってくる不要なモノを断つ
「捨」＝不要なモノを捨てる
「離」＝モノへの執着から離れる
ということだそうです。
全くできていないことに気がつきました。

まだいてくれました。

台風19号で近くの河川も大きな被害を受けてまだ通行止めになっている道路もあります。それでも橋を渡る時に見える川の水かさが少しづつ低くなってきていたので、とりあえず河川敷まで行ってみました。
水が濁っているせいなのか毎年姿を見せるミサゴには会えず、当てもなく堤防を歩いていたらセイタカアワダチソウやススキが生い茂る一角でノビタキを発見。

台風20号や21号も立て続けに来て、風に乗って移動しちゃったかなって思っていたので、まだ居てくれたことに思わずテンションが上がりました。

久々に夢中でシャッターを切っていました。

お気軽撮影

山道や林道で身軽に探鳥したいと思いまして500mm F5.6 pf レンズを導入しました。200mmズームレンズほどの大きさですし、何よりも軽いので手持ち撮影も楽々。威圧感が少ないのか、ノビタキも近くまで来てくれました。



でも、立ち入り防止柵のワイヤの上にばかりとまる。お気に入りの場所なんでしょうね。

虫を捕まえてはここでお食事。


ようやくニッコウキスゲに移動してくれました。



pfレンズは今回初めて使ったわけですが、小さいぶん人への威圧感や圧迫感も少ないような気がします。

人が多く集まる場所で大砲レンズを構えていると怪訝そうな目で見られることもありますが、今回はハイカーに紛れて野鳥撮影している気分でした。

これからこのレンズの出番が多くなりそうです。

主役降板

「前日までは居たんだけどね〜。」地元の農家の方がカメラを準備していた私に声をかけてきました。話を聞くと、オウゴンチョウがいた田んぼは昨日稲の刈り取りをしてしまい、その後はいなくなってしまったとのこと。
少しがっかりしていたのですが、畦道の杭の天辺やススキの穂の間を飛び回る野鳥を発見。そもそも色が違うと思いながらも、まだ居るのではないかという期待感もあって、急いで機材をセッティングしました。
で、撮影したのがこちら。

ノビタキ君でした。

主役不在でしたが、代役として楽しませてくれました。



ありがとう。