東京日記
静岡県焼津市と東京秋葉原を拠点に活動する(秋葉原の居住は2018年12月14日まで)IT企業経営者松田敏孝の日記です。





SBG株主総会は6月21日だったのかな。リアル参加はできなかったけど(もちろん株主です)、YouTubeにさっそく動画が上がっていたので、拝聴。1時間半くらいの動画だけど、すでに2回みました。で、感想は「やっぱり、孫さん、すごいっ!!」。

孫さんほどいろいろ言われる経営者もいないと思うけど、それはそれだけすごいってことなんですよね。今回の株主総会の報告で、すごいと思ったのは

① ASI(超人口頭脳)は10年くらいの間に人間の能力の1万倍くらいになると宣言したこと
② 株主総会という場で、上場企業の社長が貸借対照表、損益計算書等見てないと宣言したこと

① はこれからの技術の見え方がハンパない という点
② は会社の管理という面でも常識を超越している という点

事業と管理、どちらも、本当に規格外で、「すごいっ!!」って思いました。

① は、ここまで明言する人っていないですよね。逆にAIに対して懐疑的なことを言う人はいくらでもいるけど、自分の考え方としては「仮に話半分で5万倍だったとしても、それはもうとてつもなくすごいことじゃないか。世の中を変えてしまうのではないか」と思う、そういうタイプの人間なのです。好きなんですよね、そういう方が。論理的な批評をしてもっともらしいことを言うより、夢を語りたい。ワクワクしながら仕事をしたい、そういうタイプの自分にはとても心地よいお話でした。

② はもちろん、普通の会社の社長はしっかり経理がわからないとダメだけど、孫さんクラスになると、経理をしっかり理解しているのは当然として、出資先が1,000社以上になっていて、「1,000社も、いちいち、貸借とか損益とか、細かく見ていられますか?」って言われると「確かに!」ってなるわけです。では何を見ているのか? それは株価なんですよね。特に上場している会社の株式は毎日投資家の目によって評価され、価値が洗い替えされている。「貸借とか損益なんて、月に1回しか洗い替えされないじゃないですか」って言われると「確かに!」って感じ。だから「親子上場がダメだなんて言っている人は古い」と、これも言い切っておられましたよね。ホント、痛快でした。孫さんの中では「上場している会社=貸借対照表や損益計算書等、財務管理はしっかりやっているのは当たりまえ」で、その上で「事業の可能性は投資家によって株価という形で日々洗い替えされる」ので、「出資先の株価の合計額をきちんとみておけばいい」ということと、「借入金が、その日の株価合計の何%になっているか」を、厳しい財務規律の元、しっかり運営すれば会社としての安全性も確保されるということなのですよね。すごいっ!!と思いませんか??


すべてにおいてケタ違い過ぎて、「もう孫さんの話は自分の会社の経営には参考にならない」なんて話も時々聞くけど、実は・・・、そんなことないですよね。メッチャ参考になります。とてつもなくケタ違いであっても、そこに流れる原理原則をつかまえることが大事で、その原理原則はメッチャ参考になるのです。

で、今日、自分が自社の経営について考えたことは・・、ま、それは割愛 ( 笑 ) 。
あんまり手の内をさらすのもね、ま、ぼくら中小企業の戦略とか、誰も気にしていないかもしれないけど、でも、ま、そのうち書くような気もするし。

ぼくらはプロなので。プロは結果で勝負しなければいけない。
だから、今、戦略は語らなくても、それを実践した結果は、どういう結果であれ、しっかり語り、報告します。 これも孫さんが言っていたことです ( ´ ▽ ` )ノ 。


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