四季の喜び

心穏やかに

樋口一葉・旧居跡

2008年02月19日 20時14分01秒 | Weblog
小説家・歌人として明治期に活躍した樋口一葉の旧居跡。
父を亡くし母と妹を養いながらこの地の貸家で小説家として立つ決意をし、半井桃水の指導をうけながら「闇桜」「たま襷」「五月雨」「別れ霜」などの小説を執筆した




浄土宗・法真寺
明治の文人「樋口一葉」ゆかりの寺である。樋口家は明治9年にこの法真寺の左隣に居を移し一葉10歳まで5年間住んだ。この時代が樋口家では最も安定した時であった一葉の作品の中に出てくる「腰衣観音」も現存している。







一葉会館は一葉が5歳~10歳迄過ごした通称「一葉桜木の宿」の隣に位置し、一葉関係の資料を収集し展示している。



樋口一葉(本名奈津)明治5年3月25日生まれ、明治29年に肺結核のため24年という短い生涯を終えました
その短い生涯のうちに「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」といった現代の我々にも感銘を与える珠玉の作品を遺しています。平成16年11月に新五千札の肖像として登場した樋口一葉。
これからますますみなさんの身近な存在となっていきます。


一葉は和歌を詠むときには、「夏子」という雅号で、14歳で歌塾に通い歌会で才女に・
打なびく柳をみればのどかなるおぼろ月よもかぜはありけり
一葉が恋に悩んだ時に詠んだ歌
みるめなき恨みはおきてよるなみのただここよりぞたちかへらまし

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