四季の喜び

心穏やかに

目黒大鳥神社

2008年02月09日 18時43分34秒 | Weblog
目黒駅から権野助坂をくだると、一番低い場所を目黒川が流れ、その対岸の台地の端に鎮座しているのが大鳥神社である。ヤマトタケルが死後白鳥になって近くに舞い降りたため、国常立命を祀っていた社を大同年間に鳥明神と改名し、ヤマトタケルノミコトとタチバナヒメを祀った



子孫繁栄、商売繁盛、開運、招福を願い絵馬に托し祀っている



オオアカガシは都の天然記念物に指定されたが残念なことに、最近主幹が朽ち枯死してしまったが周辺に孫が育っている。
切支丹灯籠・大鳥神社所蔵で昭和38年守屋図書館に開設された郷土資料室に出品公開されて以来、中庭で展示したものです




シラカシ、アカガシ、シイといった照葉樹林の樹木も今では少なくなり目黒区の保存樹林になる



名前の「おおとり」は「大取り」に通じ大鳥は宝を大きく取り込む意味。神紋は白鳥ではなく、鳳凰である。大鳥は鷲であることもあり武具である矢羽根は鷲のものを最上としたことから武士の信仰を得た

日本武尊は景行天皇の皇子であり、天皇の命令で東征の際に立ち寄り、戦勝と部下の眼病を祈願し、成就した東征の帰り、
8部族の頭目を征伐したことを記念して、八ッ頭を供えたと云う、ヤツガシラは里芋科の芋で小芋が多く出来ることから
子宝に恵まれるとか、人の頭に立てる等といわれている縁起物で、神社ではこの絵を描いた絵馬を売っている。

余談ですが、本日のパーティーで主催者から早目のバレンタイン・チョコレートを戴いた