春さんのニッチな愛聴盤🎼

映画音楽やイージーリスニングの珍盤を中心に、そのレコードやCDをご紹介させていただくブログです🎼
横浜から発信!

これは知っている人少ないかも🎦🎶🎼

2020-07-20 08:19:00 | 日記
『歌う女・歌わない女』
f'une chante l'autre pas
(1977 フランス・ベルギー)
監督=アニエス・ヴァルダ
音楽=フランソワ・ヴェルテメール
出演=ヴァレリー・メレス、テレーズ・リオタール、ロバート・ダディエス、ジーン・ピア・ぺル、フランソワ・ヴェルテメール他


二人の女性がいて、別々の道を歩いた。「歌う女」も「歌わない女」も女の生き方であります。
二人の女性は、どちらもヴァルダのアルター・エゴです。監督ジャック・ドミーのよき妻であると同時に、女性の解放、自主性について、権利の確率性について、この男性中心の社会の中で意識を持ってきた人であります。この映画を作り上げた際の映画監督アニエス・ヴァルダのメッセージですね
「17才になった娘ロザリーと、今、青春を迎えるすべての女性にこの映画を捧げます」

音楽はフランソワ・ヴェルテメール。彼は一時期、『黒いワシ』で知られるシャンソン歌手バルバラの愛人でもありました。ジャン=ミッシェル・ジャールのグループにも参加していた音楽家です。彼はバルバラ以外にも1978年の東京音楽祭に出演した女性歌手リディア・バーキンのために作詞・作曲したLPも一枚作ったりと、かなり有望な音楽家です

このレコードこそ「ニッチな愛聴盤」にふさわしい盤ですね(笑)
「パパ・エンゲルス」
https://youtu.be/B3DLLb0nF-o

それでは、本日もよき日をお過ごしください!




これはどちらかと言えばメジャーな作品ですね👨👩🎦

2020-07-19 17:28:37 | 日記
東京タワー』(2004 日本テレビ)
監督=源 孝志
音楽=溝口 肇、ノラ・ジョーンズ、山下達郎
出演=黒木 瞳、岡田准一、松本 潤、寺島しのぶ、宮迫博之、平山あや、加藤ローサ、半田健人、ミレーヌ・ドモンジョ、余 貴美子、岸谷五郎




年上の女性と恋に落ちた青年の心情をつづった江國香織の同名小説の映画化

フランスから特別出演でミレーヌ・ドモンジョが出演していることでも話題になりましたね

音楽は溝口 肇。前編を素晴らしく美しい旋律をつけています。そして、挿入歌はノラ・ジョーンズ、山下達郎。ノラ・ジョーンズの「スリープレスナイト」、山下達郎の「FOREVER MIND」がこれまた切なく恋情を歌い上げています

今回この中からは山下達郎の「FOREVER MIND」を挙げましたが、YouTubeには溝口 肇の音楽やノラ・ジョーンズの「スリープレスナイト」もありますので、UPしておきましょう
溝口 肇『東京タワー』オリジナル・サウンドトラック
https://youtu.be/LbmchHWrwnY
山下達郎「FOREVER MIND」
https://youtu.be/2cmOR_kGyjg
ノラ・ジョーンズ「スリープレスナイト」
https://youtu.be/8VQwV4EimBM
何とも切ない恋の映画ですね。胸がむせび泣くように熱くなる作品ですね
近所に咲いていたヒルガオの花です

園芸植物よりも、こうした野生の草花の方が好きな私です。では、またごきげんよう‼️



ジョルジュ・ドルリューもアカデミー作曲賞までの道のり長かったなあ🎼🎶

2020-07-19 06:26:17 | 日記
『リトル・ロマンス』
A Little Romance(1979 アメリカ)
監督=ジョージ・ロイ・ヒル
音楽=ジョルジュ・ドルリュー
出演=ダイアン・レイン、テロニアス・ベルナール、サー・ローレンス・オリビエ



これは有名作品かも知れませんが、ジョルジュ・ドルリューの音楽があまりに美しくて取り上げました

音楽をメインにしたブログなので、今回もストーリー等は割愛します。既に他界したジェリー・ゴールドスミス、先頃他界したエンニオ・モリコーネとともに、何度もアカデミー作曲賞にノミネートされながらも、なかなか受賞には至らず、ジョルジュ・ドルリューの場合もこの作品で初めてアカデミー作曲賞を受賞しました

ジョルジュ・ドルリューについての説明は、また次回ということにして、『リトル・ロマンス』ではヴィヴァルディのリュート協奏曲とマンドリン協奏曲の第1楽章を使用しております

リュートとはギターの一種です。ギターで奏でて、ダイアローグ・シーンなどで効果を上げていますね

このサントラはセリフがところどころ入れてあります。しかし邪魔くさいところはないですね。これはCDにはなっていません

もちろん、ジョルジュ・ドルリューのオリジナル音楽もなかなかいいですね

ということで聴いてみましょう
https://youtu.be/ke-A4b1ymW8
どうやら、CD出ていますなあ!
欲しいなあ、金がないのでどなたかお譲りください(笑)

さて、これまではYouTube音源のあるものをご紹介してまいりましたが、まだまだYouTube音源こそないものの、珍奇なレコードやCDもありますので、音源ないですが、ご紹介させて頂いていいですかねえ。ご意見をお聞かせくださると幸甚です✨
では、また次回をお楽しみに‼️




これも日本公開版は邦人作曲家による音楽です🗻🎿⛄️🎼

2020-07-16 18:21:50 | 日記
『雪山は招く』
THE LAST OF SKI BUMS
(1970 アメリカ)
監督=ディック・バルモア
音楽=高井達雄、三沢郷
編曲=葵 まさひこ
出演=ロン・ファンク、マイク・ズーテル、エド・リックス、他


オーストリア、アメリカ、フランス、ニュージーランドの大氷河などの厳しい条件下で豪快に挑むスキーヤーを描いた映画

音楽は日本公開版のみにオリジナル音楽が付けてあり、高井達夫と三沢郷が担当。編曲は葵
まさひこ。三沢郷作曲の「エベレスト」は、日本のアドベンチャー・スキーの第一人者、三浦雄一郎にインスパイアされて三沢郷が作曲した同曲を、この映画の中では葵 まさひこの編曲で流れた

なお、スキャットは伊集加代
では、この映画の挿入曲「エベレスト」
https://youtu.be/1OgXOUd8UrQ
昼顔の花が美しく咲いています

それでは、また今度‼️





これもTVでよく見たなあ❗️📺️🎼

2020-07-16 06:14:32 | 日記
『白バイ野郎ジョン&パンチ』
CHiPs(1981 アメリカ制作)
音楽=ジョン・カール・パーカー)
演奏=コーニッシュ
日本版音楽=大野雄二
演奏=ユー・アンド・ザエクスプロージョン・バンド
歌=田中秀幸/古川登志夫



日本版ニセトラですが、すべてを差し替えではなく、テーマ曲居開帳です

CHiPsとはカリフォルニア・ハイウェイ・パトロールのことです。つまり交通担当警察官です
が、ジョンとパンチのドタバタ珍劇

使用バイクはカワサキ1000で、
中にはショットガンが置いてある、警察らしいバイクです

音楽はジョン・カール・パーカーで、日本放映版は大野雄二が担当。なかなかたのしいセリフも入っています。そしてバイクの音も

では、このアルバム全体をお聞きください
https://youtu.be/kY5XEL2--vM

今朝のルビーちゃんです🐈️

じゃあまたね✋