春さんのニッチな愛聴盤🎼

映画音楽やイージーリスニングの珍盤を中心に、そのレコードやCDをご紹介させていただくブログです🎼
横浜から発信!

以前にもご紹介したオルネラ・ヴァノーニの『わたしは女』は、アレンジャーのビル・コンティに😁😁😁🎶🎼

2021-03-27 00:27:32 | 日記
『わたしは女』
作曲:E・スリゴイ
編曲:ビル・コンティ
歌:オルネラ・ヴァノーニ


まずはこの曲をお聴きください
続いてこの曲もお聴きください

はい、お分かりかと思います!
E・スリゴイがカンツォーネの女王オルネラ・ヴァノーニのために書いた『わたしは女』。アレンジはビル・コンティが務めておりますが、後にビル・コンティが音楽を担当した名作『ロッキー』の「最終ラウンド」に何時しかパクられてしまったという、訴訟沙汰の作品。こうした例は枚挙にいとまがありません

しかし、作曲家が作曲中のの心理状態は、無意識のうちに何気にこのように曲を書いてしまうことは、ままあることです。何も盗作しようとしているわけではないと、私個人は感じています

では、このような例をいくつか

フランシス・レイ『ある愛の詩』
スティルヴィオ・チプリアーニ
『ベニスの愛』

作曲:木森敏之
歌:岩崎宏美
『聖母たちのララバイ』
ジョン・スコット
『ファイナル・カウントダウン』から「エンド・タイトル」
ジョージ・ハリソン
『マイ・スイート・ロード』
シフォンズ
『ヒズ・ソー・ファイン』

林哲司『ハチ公物語』サントラ
ジョルジュ・ドルリュー
『イルカの日』

結構沢山ありますね~!



シンガー・ソングライターの芽亜利・Jの挿入歌に注目👀🎹👩

2021-03-26 22:39:14 | 日記
『ぬくもりの内側』(2021年)
監督:田中壱征
主題歌:森山良子
挿入歌:ジョニー大倉、芽亜利・J、沢田知可子、他
出演:白石美帆、三田佳子、音無美紀子、島田順司、スギちゃん、高樹澪、野村真美、ジョニー大倉、大倉弘也、他




千葉県は南房総。美しい海の広がるこの地にあった身寄りのない人たちのホスピスの患者と看取り人の、本当の家族のような絆を描いた、今秋公開予定の作品

なかなかの豪華キャストの作品です

まだ公開されていないこともあり、音楽についての多くの情報を把握していませんが、エンディングに流れる主題歌を、森山良子が担当し、挿入歌は既成のJ-POPが採用されてます

森山良子の主題歌のタイトルは「家族写真」で、使用されている既成曲の中で注目しているのは、芽亜利・Jの「今でも胸に」です

芽亜利・Jの代表曲は、この3曲入りシングルでタイトル曲でもある『うちな~るスマイル』

ライヴに行った時にしてもらったサインが書いてあります🎵

そして、このほど『ぬくもりの内側』で挿入歌の一つになるのが、「今でも胸に」

別れて会えなくなってしまった最愛の人を想う曲で、映画の中では歌詞が変えてあるバージョンを新たにレコーディングしたものが挿入されています

主題歌の森山良子が歌う「家族写真」は2009年にリリースされた曲で、この曲もこの映画のために新たにレコーディングされています

数多くのアーティストの作品を散りばめた珠玉の感動作。今から秋の公開が待ち遠しいですね

芽亜利・J『今でも胸に』

森山良子『家族写真』

狂い咲きしたヤマブキの花











カルメン・マキ、山下達郎、井上陽水、上田正樹、小椋佳らの名曲に彩られた1979年の話題作❗️星勝のアレンジが冴える📽️🎶

2021-03-18 09:09:56 | 日記
『限りなく透明に近いブルー』
(1979年)
監督:村上龍
音楽:星勝
出演:三田村邦彦、中山麻理、斎藤晴彦、石垣光代、伊川東吾、都倉成美、高瀬由梨花、征木悟郎、佐久間宏則、中村晃子、アレクサンダー・イーズリー、アイク・ウィリアムス、ピーター、小松方正、他


米軍基地に近い福生に生きる若者たちのドラッグとセックスを描いた、第75回芥川賞受賞作の映画化

まあ当時は芥川賞作品ということで私も小説を買ってきて読みました。当初の印象は「意味不明で気持ち悪い」でした。映画を観て、当時まだかなり若かった三田村邦彦が中山麻理に「幾つ?」と聞かれて「19」と答えるシーンが、どこか面白かったです

舞台は東京都福生市。米軍駐留基地で有名な所で、実は私の従兄で有名な彫刻家の吉田穂積氏がかつてアトリエとして使っていたのが、この福生市の米軍基地の宿舎の払い下げでした。その従兄の吉田穂積氏ですが、飾柴又駅前の『男はつらいよ』の「寅さん像」と「さくら像」を作ったことで知られるようになりました。現在は山梨県にアトリエを構えております

話がそれましたが、何ともデかダンスな雰囲気のある街でして、そうした街にどこかしらマッチングする場所なので、ある意味カルト的な人気を博した作品でした

三田村邦彦氏といえば、私は『必殺仕事人』の組み紐矢の秀よりも、『太陽にほえろ!』のジプシー刑事こと原昌之刑事のイメージが強く、特にその後に登場した警察学校同期の世良公則氏が扮するボギー刑事こと春日部一刑事とのコンビが、気合いがこもって、強烈に印象深かったですね

『限りなく透明に近いブルー』オリジナル・サウンドトラック



横浜もいよいよ春らしくなりました🌸









コマネチシリーズのラスト❗️バリー・デ・ヴォーゾンとペリー・ボトキンJr.のインストバージョン🎼

2021-03-14 18:01:52 | 日記
『コマネチの祈り/旅に出よう』
作曲・演奏:バリー・デ・ヴォーゾンとペリー・ボトキンJr.

第21回モントリオール・オリンピックに出場して話題を呼んだ、ルーマニアの体操選手ナディア・コマネチの二つ目のテーマ曲は、妖精コマネチのテーマ・パート2『コマネチの祈り』でして、やはり映画『動物と子供たちの詩』からですが、今度はまんま『動物と子供たちの詩』なんですね。つまり、あのカーペンターズが歌った主題歌のインストゥルメンタル・ナンバーですね

但し、これは映画のサントラからではなく、当時新たにレコーディングされたものです

私の記憶が正しければ、エンニオ・モリコーネのオーケストラ演奏による『ペイネ愛の世界旅行』も流れていたような気もします

どちらにしても、コマネチの演技には、ぴったりでしたね

バリー・デ・ヴォーゾンのソロで『動物と子供たちの詩』
エンニオ・モリコーネ『ペイネ愛の世界旅行』

食欲旺盛サファイアくん





バリー・デ・ヴォーゾンのセルフカバー盤🤸🎼

2021-03-14 04:43:07 | 日記
『妖精コマネチのテーマ/シャドウズ』
作曲:バリー・デ・ヴォーゾン、ペリー・ボトキンJr.
演奏:バリー・デ・ヴォーゾン



以前にご紹介しましたのは、A&Mレコードから出ていた作曲者バリー・デ・ヴォーゾンとペリー・ボトキンJr.のコンビ名義の『妖精コマネチのテーマ』でしたが、ここで取り上げいるのは、バリー・デ・ヴォーゾンがソロ名義でアリスタレコードから出たものです

演奏はそれほど変わりはなく、盛り上がりのギターのアルペジオがないのと、コーダが違う辺りですね

もともとはスタンリー・クレーマー監督のモンド映画『動物と子供たちの詩』の中の「コットンズ・ドリーム」という曲なのですが、モントリオールオリンピックでルーマニアの妖精と呼ばれた体操選手ナディア・コマネチのテーマとして使用され、また多くの競作盤もできた程でした。それはポール・モーリアやロニー・アルドリッチなどの、シングルではなくアルバム収録ですね

アレンジの変化もそれほどないですが、それでも私は気に入っています

ジャケットの裏にはコマネチとバリー・デ・ヴォーゾンのツーショットが薄く写っています

YouTubeにソロ・バージョン見当たらないので、A&Mバージョンから
ヘンリー・マンシーニのピアノで
リチャード・クレイダーマンの演奏で
ありました!バリー・デ・ヴォーゾンだけのバージョン
デヴィッド・ハッシュホーンのボーカルで

ネコちゃんです

皆さまはどれがお気に召したでしょうか?
また、コメントをお待ちしてます