春さんのニッチな愛聴盤🎼

映画音楽やイージーリスニングの珍盤を中心に、そのレコードやCDをご紹介させていただくブログです🎼
横浜から発信!

これも『小さな恋のメロディー』以前のマーク・レスターの作品ですね🎸🥁🎼

2020-07-31 23:55:19 | 日記
『小さな目撃者』
EYEWITNESS(1970年イギリス)
監督=ジョン・ハック
音楽=フェアフィールド・パーラー
出演=マーク・レスター、ライオネル・ジェフリーズ、スーザン・ジョージ、トニー・ボンナー他

さて、ほぼ音楽に特化したブログですので、ここでもサントラについて

このレコードにはSTEREO表記がありますが、実際にはモノラルです。フィルムから丸写ししたサントラのようで、セリフとともに音楽が途切れ途切れに顔を出します

音楽を担当したフェアフィールド・パーラーは、もうとうに解散したかと思われますが、当時は英国の6人組のロック・グループで、その美しいハーモニーはとても田園風で、この映画の情景にもピッタリですね

この曲が日本での彼らのデビュー盤です
https://youtu.be/U31bzhrwKEw
鶴見川の河川敷、クコ(ナス科)の木を見つけました。ナス科の半低木で、秋には赤い液果が実り、これでクコ酒を作ります
ルビーちゃんがいなくなり、すっかり淋しくなりました。
それでは、また次回にお目にかかりましょう!



サントラ盤とは記してあるものの、実はカヴァーだった『リーインカーネーション』😨😱🎼

2020-07-29 22:29:37 | 日記
『リーインカーネーション』
PETER PROUD(1975 アメリカ)
監督=J・リー・トンプソン
音楽=ジェリー・ゴールドスミス
演奏=レオン・バーバート・オーケストラ
出演=マイケル・サラザン、ジェニファー・オニール、マーゴット・キッダー、コーネリア・シャープ他

近年になりステレオと疑似ステレオの音源のCDも出ていますが、映画の公開当時にリリースされていたのが、この「オリジナル・サウンドトラック盤」と記されたシングル盤でした

演奏自体もすっかりジェリー・ゴールドスミス指揮のオーケストラが演奏しているものと信じていましたが、実際に映画を観た友達の話では、このシングルテイクは流れていなかったとのことでした

その後、モノラルのプロモ盤は出てはいましたが、音質も悪いしあまりパッとしない内容でした

十数年後、さまざまな事実が判明し、こちらのシングルの演奏は、レオン・バーバート・オーケストラが演奏するカヴァーだったとのことでした

しかも、原盤はイタリアのチネボックスで、この日本盤シングルのB面のヴィンス・テンペラらのペンによる「死の歌」は、どうやらこの映画には無関係の曲らしいとのことです

この日本盤シングルもなかなかレア物でして、結構お高いプレミアがついたりもしていますね

YouTubeから見つけたので、このシングル盤のレオン・バーバート・オーケストラによる『リーインカーネーション』をお聞きください
https://youtu.be/GMkpbUYhRGY

今日、足腰のリハビリを兼ねて鶴見川の河川敷の道を散歩していたら、結構珍しい比較的大輪のヒルガオが咲いているのを見つけました
私はアサガオよりもこの野生植物のヒルガオの方が好きですね

山野草の花の方が素朴な美しさがあり、そして、どこか神秘的な感じがします

それでは、またよろしくです✌️



アストル・ピアソラは『リベルタンゴ』だけではないんだよ😁🎼

2020-07-29 06:15:43 | 日記
『サミット』SUMMIT
ジェリー・マリガン&アストル・ピアソラ




ピアソラというと、皆さん異口同音に『リベルタンゴ』を挙げる人が多いけれども、実は他にも数多のいい曲を作っているのですよ

だいだいね、日本人は音楽にたいしても狭い視点でみる傾向があるのは、これは大変嘆かわしいことである

この『サミット』というジャズ界の大物サックスプレーヤーとのコラボ盤、当初はピアソラが音楽を担当した映画『リュミエール』のサントラと私は勘違いしていました。しかし、このアルバムはピアソラが長年敬愛していたジェリー・マリガンとの共演を果たした記念すべきアルバムであります

では、何故サントラと勘違いしていたかともうしますと、先にピアソラが初めて映画音楽を担当したエルビオ・ソトー監督でジャン=ルイ・トランティニァンらが出演した『サンチャゴに雨が降る』の音楽のタイプと、比較的似ているからです

しかも、ジャンヌ・モロー初監督作品の『リュミエール』の音楽がアストル・ピアソラですし、しかもこれは誤記かと思われますが、日本版の『サンチャゴに雨が降る』のサントラ盤に、「ジャンヌ・モロー初演出の映画『サミット』の音楽をアストル・ピアソラに依頼し、ジェリー・マリガンが参加」と書かれており、私はずいぶんと長い間これで勘違いしてました

この勘違いが判明したのは、ボルナさんの調査により、アルバム『サミット』は、『リュミエール』とカップリングされているものもあるが故に、サントラ盤と間違いやすいとのことでした。ボルナさんの鋭い調査により、『サミット』は独立したアルバムということが判明しました

それにしても、このアルバムの曲全体は、『サンチャゴに雨が降る』とタイプはよく似ております。ことに「イヤー・オブ・ソリチュード」は『サンチャゴに雨が降る』の主題曲とよく似ています

まあ、私も『リベルタンゴ』もいい曲だと思いますよ。でもね、それ以前の『天使のミロンガ』や『ブエノスアイレスのマリア』のようなピアソラならではの音楽もいいし、この『サミット』や『サンチャゴに雨が降る』のようなロックやクロスオーバー系のテイストのある音楽もとてもいいのですよ。わかってください‼️
まずは『サミット』全曲より
https://youtu.be/OLiJwjc6F1A
その中から「イヤー・オブ・ソリチュード」
https://youtu.be/zFIHAHkm52w
映画『サンチャゴに雨が降る』オリジナル・サウンドトラック盤
https://www.youtube.com/playlist?list=PLDmdF1ma6cZrPKgmvQjDZl47mHdwguPj9

さて、いつも写真で紹介していたネコのルビーちゃん、つい先日に癌のために亡くなってしまいましてね。そんなルビーちゃんを偲んでいくつかのこれまでのPhotoから





今ごろは🌈の橋を渡って天国にかな☺️
淋しくなりましたね🐈️








このシングル盤もようやく手に入ったなあ🎩👔🎼

2020-07-26 05:12:54 | 日記
『フロント・ページ』
FRONT PAGE(1974 アメリカ)
監督=ビリー・ワイルダー
音楽=ビリー・メイ
出演=ジャック・レモン、ウォルター・マッソー、キャロル・バーネット、スーザン・サランドン他

"フロント・ページ"とは新聞の第1面のこととのことで、テレビのない、新聞がマスコミの中心だった1929年の物語です。この映画の主人公は、正義の味方、庶民の味方の新聞記者なのです。まあ、ドタバタ喜劇なのは言うまでもありませんが(笑)

音楽は比較的多方面に活躍しているビリー・メイで、ここでも楽しいラグタイム・ミュージックを聞かせてくれます

もちろん、演奏もビリー・メイ楽団です

ビリー・メイは1916年11月ピッツバーグで生まれています。17歳でジョージ・オルセン楽団に参加して以来、チャーリー・バーネット楽団、グレン・ミラー楽団に参加し、その後自身の楽団を結成しています

1980年の映画『リトル・モー』の音楽も担当しています

「フロント・ページのラグ」
https://youtu.be/Jwuo9NjflGs

ヤマユリ、ササユリが美しく咲き誇る夏になりました
早くコロナ禍収束して欲しいですね。では、また次回です❗️



ドイツ特有の重い『ケ・サラ』♪アドリアン・ウルフ👨‍🎤🎼

2020-07-25 20:13:15 | 日記
『ケ・サラ/愛し過ぎても』
アドリアン・ウルフ
Adrian Wolf Che Sara/Liebe steht dir gut



はじめに!このアドリアン・ウルフの「ケ・サラ」も「愛し過ぎても」もYouTubeにはありませんでした(苦笑)

まあ、今レコードを流していますが、なかなか重量感のある「ケ・サラ」です。そしてB面の「愛し過ぎても」もヘビーなラヴ・ソングです(笑)

ドイツ・ポップス界のプリンスとありますが、シングル盤が400円の時代の1971年にこの若さ(年齢不詳)ですから、今は結構なおじいちゃんですね

アドリアン・ウルフについてはこのレコード以外にインフォメーションが未着で何も判っていないと言いますが、YouTubeを探ると幾つかの音源が現れましたので、今回はそれをUPして代えさせていただきます。なお、いずれも詳しいタイトル不詳で、これまた忝ないです
https://youtu.be/N5pXrHr7osk
https://youtu.be/7z26xgodDmM
https://youtu.be/kyRIVGHSk50
https://youtu.be/tdFpHFxp9l0
https://youtu.be/mb_rSGGmm6o

何だかこのようなドイツのポップスを聴いていると、無性にビール🍺が飲みたくなりますね🍻

コロナ禍の中、いよいよ暑い夏を迎えにようとしていますが、皆さまどうかご自愛くださいませ🌴
それでは、また✌️