春さんのニッチな愛聴盤🎼

映画音楽やイージーリスニングの珍盤を中心に、そのレコードやCDをご紹介させていただくブログです🎼
横浜から発信!

こめへんさんからプレゼントいただいたCD、これもエンニオ・モリコーネがパゾリーニのために全身全霊で書いたスコアでは❓️

2020-04-16 02:54:47 | 日記
『パゾリーニ あるイタリアの犯罪』
監督=マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ
音楽=エンニオ・モリコーネ
出演=カルロ・デ・フィリッピ
、ニコレッタ・ブラフキ、トーニ・ベルロッリ、アンドレア・オッピーティ、ビクター・カヴァッロ、ローザ・ピアネータ、マッシモ・デ・フランコヴィッテ



映画のストーリーは、正直これも話したいのですが、あまりに長くなりそうなので、すみません!音楽に絞ったことばかり書いてしまいますが、エンニオ・モリコーネの音楽は、盟友パゾリーニに捧げる鎮魂曲です。特にVedo Il Mio Corpo Corocifi
sso というタイトルの曲はヴァイオリンのソロが美しく、悲しく、本当に素晴らしいですね。
なお、パゾリーニの遺体発見現場には、現在ピエル・パオロ・パゾリーニ記念碑が建立されています。
では、サントラを聞いてみましょう!
『パゾリーニ あるイタリアの犯罪』
https://youtu.be/TbJhMttOaZY
なかなか暗く悲しい音楽ではありますが、ここにもエンニオ・モリコーネにとって、ピエル・パオロ・パゾリーニという人の
存在の大きさが伺われますね。
陽だまりの我が家のキャッツです。

報道関係は、どうしても目を叛けたくなるような、本当に辛い報道の連続で、TVのニュースを視聴するのも嫌気がさして来た方も多いのではないでしょうか
?。現実をリアルタイムで知ることも大切です。が、時には逃避してもいいのではと思うこの頃でもあります。
それでは、また!






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5 コメント

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Unknown (こめへん)
2020-04-16 03:39:43
これは(モリコーネファンの私ですが)春さんが紹介してくださってたので(作品は知ってたのですが)曲を知り、魅了されました。盟友だったパゾリー二への思いがこもってますよね。
いまの状況は、パゾリーニでも想像しえなかったような世界になってると思います。
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Unknown (春さん)
2020-04-16 04:37:44
こめへんさん

おはようございます。こんな夜中まで厳しい状況の中、仕事に向かっておられたのですね。本当にご苦労様です。どうか、お体だけは大事になさってくださいね。
さて、このピエル・パオロ・パゾリーニ監督の殺害事件の検証としても作られた1995年の映画ですが、盟友パゾリーニへのモリコーネの熱いメッセージが静かに込められているような、そんな気がしてならない音楽ですね。
また、この世界を取り巻く史上最大の危機に直面することを、パゾリーニは予言していたのかもしれませんね。
明日どころか今日は我が身といった危機感の中で、精神的ストレスが募り自殺をはじめ、そして身体疾患も心的外傷と連動しておりますから、そのことだけでも苦痛になり、亡くなる人たちが増えないかを危惧しております。
まあ、美しくとも決して楽しい音楽ではないかも知れないけど、そうした警鐘と回避できるよう祈りを込めて、この度の記事にしました。
お金もかかるのに、CDのプレゼントを、この場を借りて厚くお礼申し上げます。
毎日、辛くて痛いニュースばかりで、TVもSNSも見れない人も多いと思います。そんな中で、こめへんさんがピックアップしてくださったエンニオ・モリコーネ氏無事のニュースは本当に嬉しかったのと同時に、引き続き気をつけていただきたいなあとの思いを新たにしました。
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Unknown (ボルナ)
2020-04-16 05:58:13
映画の内容に沿って、緊迫した沈痛な音楽ですね。マカロニ・ウェスタンよりも「テオレマ」や「断片」のモリコーネと言った方が近いでしょうか。
音楽の流れている場面は決して多くないのですが、夜にパトカーが走るシーンや暗い部屋、捜査現場等で実に効果的でした。その中でもご指摘の「Vedo Il Mio Corpo Corocifi」は検屍のシーンを含め、複数個所で登場していました。この映画の中で、いわゆるモリコーネのイメージに近いものといえばこの1曲でしょう。
他には「Idroscalo」も美しかったとはいえ、どの曲も場面にぴったり合うだけでなくしっかり盛り立てる効果を上げていたので、監督も曲の使い方が適切だと思われます。
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Unknown (春さん)
2020-04-16 14:22:28
ボルナさん

こんにちは。コメントの返信が遅くなりまして申し訳ないです。
この映画の音楽は、2曲のみモリコーネの甘美さがあり、他は実に緊迫した曲ばかりですね。こういった音楽にもエンニオ・モリコーネの素晴らしさはあると知りながらも、さすがに『遊星からの物体X』のサントラは、聞きこなすことができなかった私です。
やはり甘美な曲の方に向いてしまいます(苦笑)。
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パゾリーニとモリコーネ (もののはじめのiina)
2023-01-28 09:00:41
パゾリーニ の映画にモリコーネが深くかかわっていたのですね。( ..)φメモメモ

若いころは、難しい映画を観るのが流行っていたのか、奇怪な物見たさがあったのかも知れません。

奇跡の丘、アポロンの地獄、テオレマ、王女メディア等を見たものです。

モリコーネのドキュメンタリー映画の評判もよかったので、見て参りました。
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