春さんのニッチな愛聴盤🎼

映画音楽やイージーリスニングの珍盤を中心に、そのレコードやCDをご紹介させていただくブログです🎼
横浜から発信!

ジャン・プロドロミデスとアンドレ・ジラールのコンビによるメルヘン風のアドベンチャー音楽🎼♪

2021-01-30 18:08:53 | 日記
『素晴らしき風船旅行』(1960年 フランス)
監督=アルベール・ラモリス
音楽=ジャン・プロドロミデス
指揮=アンドレ・ジラール
出演=パスカル・ラモリス、アンドレ・ジル、モーリス・バケ


大空を自由に散策できる気球を開発した老科学者がパリを出発し、空飛びたさに同乗した孫と老人を乗せて空高く舞い上がる気球。地上では装備を自動車に積んだ助手が伴走し、いよいよ冒険旅行が始まった

小学校5年の時、学校でみましてね。観ていてとても幸せな気持ちになれたのを記憶しています

音楽はギリシャ系のジャン・プロドロミデスで、アンドレ・ジラール指揮のオーケストラが演奏しています。何とも夢の広がり行く不思議な音楽ですねえ

では、聞いてみましょう
『素晴らしき風船旅行』オリジナル・サウンドトラック

こめへんさん、今回もどうもありがとうございます(=^ェ^=)



とてもユニークなカルロ・ルスティケリとブルーノ・ニコライの音楽🚗🎸🎼

2021-01-29 19:29:33 | 日記
『スタントマン』(1969年 イタリア・フランス)
監督=マルチェロ・バルディ
音楽=カルロ・ルスティケリ、ブルーノ・ニコライ
出演=ロバート・ビハーロ、ジナ・ロロブリジータ、マリー・デュボア、マリサ・メル


というわけで、今回もこめへんさんからレアなプレゼントをしていただきました

カルロ・ルスティケリというと、どちらかもいうと悲しい音楽を書くイメージがありますが、ここでは奇想天外な明るさに富んだ音楽を聞かせてくれます。ブルーノ・ニコライは主に指揮を担当しており、曲の中にはニコライ節を随所に聞かれます

では、聞いてみーましょ!
『スタントマン』のテーマ

いかがでしたでしょうか?
またコメント頂けると幸いですから



意外に知られていないモリコーネの映画音楽以外の隠れ名曲⚽️🎺🎼

2021-01-26 19:37:41 | 日記
1978年 FINAワールドカップ
公式テーマ曲
『世界へキック・オフ』(邦題)

こめへんさんからプレゼントして頂いた盤です!
1978年6月1日から6月25日まで開催されたワールドカップのアルゼンチン大会🇦🇷の公式テーマ曲です

これは映画のサントラではないです
エンニオ・モリコーネが映画音楽でもなく純音楽でもなくの音盤は極めて珍しいです。日本でリリースされた『世界へキック・オフ』も瞬く間に廃盤になってしまいましたから、一時は極めてレア物として珍重されたものでした

実は私は大のスポーツ音痴でして、スポーツすること自体それほど好きでもなく、まして野球やサッカー、果ては現在物議をかもしているオリンピックについても無知で、しかもまるで興味もないですから、どのように紹介させて頂こうか少し困惑したりもしましたが、このレコードは大変貴重なので、いろいろ調べつつ記事にしました

曲の感じとしてはラテン・タッチのディスコ・マーチといったところで、この時の音のタイプは『Mr.レディMr.マダム』と重なるせいか、どこか似ている気もします

モリコーネの曲はこの一曲のみで、B面は別の人のペンによるマーチです

YouTubeあるので、お聞きください
『世界へキック・オフ』
https://youtu.be/hCQdUFhc1P8



ヴァイオリニスト佐藤陽子の歌声が聞ける珍盤🎻🎼

2021-01-18 05:34:47 | 日記
『エーゲ海に捧ぐ』
『エーゲ海のリーザ』
作曲=エンニオ・モリコーネ
編曲=マリオ・シモネッティ
ヴァイオリン=佐藤陽子
歌=佐藤陽子
演奏=マリオ・シモネッティ・オーケストラ


前回はアイ・ジョージ盤をご紹介しましたが、今度ご紹介するのは、エンニオ・モリコーネのサントラの中でヴァイオリンを聞かせてくれた佐藤陽子がマリオ・シモネッティ・オーケストラの伴奏で、ヴァイオリンと歌声を聞かせるレコードです。今は結構レア盤です

レーベルはキングレコード。完全な日本盤ですので、マリオ・シモネッティ・オーケストラというさもイタリア人のオーケストラのようですが、多分覆面楽団だと思われます。しかし、これはこれでなかなかいい演奏であります

『エーゲ海に捧ぐ』公開時には、池田満寿夫が作詞した日本語のカバー盤は、確か三つか四つのシングル盤が出ていたような記憶があります。そのうち二枚がアイ・ジョージ盤と佐藤陽子盤です。微妙に歌詞も異なっているのがミソですな

YouTubeで検索しましたが、やはり佐藤陽子バージョンがなかったので、久木田美弥の『エーゲ海のリーザ』を聞いてみますか

久木田美弥『エーゲ海のリーザ』

まあ、これが池田満寿夫作詞のバージョンです



エンニオ・モリコーネの曲に初めて日本語詞を付けたカバー盤🎹♪

2021-01-16 20:30:47 | 日記
『エーゲ海に捧ぐ』
『エーゲ海のリーザ』
作曲=エンニオ・モリコーネ
歌=アイ・ジョージ


池田満寿夫監督の有名作品ですね。エンニオ・モリコーネの音楽に池田満寿夫が作詞して、最初に歌ったのはアイ・ジョージでした

ボクシングの選手などありとあらゆる職業を転々として、プロの歌手になり、ドドンパ節の親とも言われています

現在は実業家との噂もありますが、定かではありません

演奏は鳥獣元年。このユニットについては詳しいことはわかりませんが、シーケンサーを使った演奏をしてます

A面『エーゲ海に捧ぐ』はルジオ・ガッティ盤のように波の音ではじまり、アイ・ジョージ自身のイタリア語のセリフも入って、アップテンポの楽しいアレンジです

B面『エーゲ海のリーザ』は名曲。出だしはスローテンポではじまり、途中からアップテンポで壮大華麗な盛り上がりをみせます

モリコーネの曲の日本語詞を付けたのは、この『エーゲ海に捧ぐ』の2曲と前回ご紹介させていただいた新井満の『ペイネ愛の世界旅行』の「さらば惑星」だけですね。どちらもモリコーネの曲を日本人がアレンジしていることもあり、モリコーネらしさはなくなっていますがら、これはこれでもとがいいので、案外楽しめますね

アイ・ジョージの『エーゲ海に捧ぐ』がYouTubeで見当たらないので、あらためてサントラから聴いてみましょう

『エーゲ海のリーザ』
https://youtu.be/UstNsXiqaAM
『エーゲ海に捧ぐ』
https://youtu.be/zeXIdcpKQ3k

この中の『エーゲ海のリーザ』は、本当にいい曲ですね🌊