ハンパものの素

こんなことを考えてみる

また

2010-10-12 | 日記的書込
いくら。

10/10-2

ボロボロの体で帰宅した私を、家でテレビ見ながら待っていたおにぃ。

『冷蔵庫見てみてー』

何やらうれしそうに言う35才。

??
いつもは冷凍庫のパターンなんだけど。
でも、帰りの電話で
『ゆずシャーベット買っておいたからー
と、これまたゴキゲンに宣っていたので、わざわざ冷凍庫をアピールする必要はない。

えー
なんだろ。
つか、一気に疲れが押し寄せてきて、もうダルい。
必要性を微塵も感じない応援から帰って、少しなからず機嫌も悪い。

『……?』

別にこれといって何も見当たらないんだけど。

『こっちだって』

とタマゴを置くところを指す。

生筋子、である。
1/2腹分の、生筋子である。

『…………』

えっと……
作れ、と?
言葉が悪くて申し訳ないと前置きさせてもらうけど、
このクソ疲れてる私に、いくらを作れと?

疲れてツッコミも出ないが、沈黙で十分伝わったようで、

『いや、明日でいいよ』
とフォロー。

おにぃが待ってくれても、筋子の鮮度は待っちゃくれねーんだよ。

……なんとかラクできぬものか…

よし、作らせよう。

『作り方言うから、自分で作ってみれば~??』

私が疲れてるのをわかっているので、渋々ではあるが了承。

『うわぁ~

筋子の感触にビビる35才。
恐る恐る筋子をほぐしていく。
私は横から口を出すだけ。

『最後とれないから、あとやって~』

コドモか!

やむなくバトンタッチ。

薄皮からほぐしたら、根気よく小さな薄皮と潰れちゃった皮を取り除く。

『それならできそう。
俺もやるー』

ホントにお手伝いのコドモ状態だ。
誉めて伸びるタイプなので、うるさくは言わず。
根気のいる作業だけど、際限なくいくらは潰れていくのであきらめも肝心。

水気を切って味付けして、食べるのは明日。

楽しみ~☆