『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)の映画を見に出かけてきました。
「日日是好日」は、エッセイスト・森下典子の自伝エッセイ『日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-』を原作とした、日本の映画作品です。
主役の典子役を黒木華さん、茶道の先生役を樹木希林さんということもあり、もっと早く見たかったのですが、とうとう今日になってしまいました。
細やかな季節感あふれるお茶のお道具やしつらえ、どの場面も工夫が凝らしてあり、私も映画と同じ表千家のお茶を少しばかりかじっていますので、
感動しながらの映画鑑賞でした。
ずっと前に原作本を読んでいたのですが、試験の前の日にお茶の先生が達磨和尚の掛け軸を掛けて待っていてくださったことが、記憶に残っていました。
お茶の先生は、喜びも悲しみも不安もそっと見守ってくださっている、その様子が樹木希林さんの自然な表情で再現されており、涙が溢れました。
この日本映画、ぜひ鑑賞してください。
きっと得るものがたくさんありますよ。私たちのように、シニア夫婦の方も何組もおられました。
男性にも、お勧めです。
帰路、商店街の店先にハローウィン用の収穫野菜が置いてありました。
実りの秋とは、今日のような日かなぁとも思いました。
帰宅して和菓子「秋桜」と薄茶をいただいき、しばし余韻に浸りました。
玄関の筆オモトです。
「お疲れ様」と玄関で立派なお茶のおじぎをしています。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
今日も皆さまに、いいことありまように・・・。
季節の変わり目、どうぞ体調を崩されませんように・・・。