味わい一筆

季節感ある暮らしをいっしょに楽しみましょう

オーダー上手

2014-05-07 15:57:25 | 日記

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退職した今は時間にもゆとりができ、友人や親戚、夫と外食する機会が多くなった。外食の楽しみは、メニューを見てオーダーする時とその料理が届く瞬間だ。メニューを何回も裏返して見て、決めかねる時は店員さんにお勧めの物を尋ねたりする。初めての店では、辺りのテーブルを見渡すのは失礼なのだが、ついそうしてしまう。

期待以上の料理が届くととても嬉しいが、残念な思いをすることもある。オーダーは、お腹の空き具合や懐具合、最近食べてない物、その日の体調、カロリーや減塩、相手の嗜好でだいたい決まる。

どちらかと言うと私はオーダー上手な方だと思う。すぐ上の姉が高級中華料理店で働いていたこともあり、そのノウハウを折りに触れて、習ってきた。

夫はオーダー上手な私がいるから安心なのか、いつも考えずにあっさりオーダーしてしまう。それで、一皿交換は毎度のことで、しっかり考えてオーダーした私の料理は、お膳まるごと夫の前に供されることが多々ある。いつも私は夫がオーダーした料理を頂くことになるのである。

夫は若い時から豚カツが大好物で、うどん専門店に出掛けても、カツカレーを注文するほどだ。先日、豚肉専門レストランアグリーナに出掛けて、確かに夫はカツ重をオーダーしたが、どうしたかことか私がオーダーしたせいろ蒸しのポン酢醤油が気になり、お膳ごと交換することになった。お陰様で、とてもボリュームのある美味しいカツ重を頂くことができた。

このようなことはよくあり、毎回これも夫に供される料理になるかもしれないと思いつつ、懲りずにオーダー上手の腕を磨いている。((+_+))