仏の心を彫る

平成20年5月から教室で勉強しています。日記は7月から始めました。H26年4月~都合により休会中。12月から独自で再開

釈迦去来の光背制作修正 8月31日

2008-08-31 13:30:43 | Weblog
◆釈迦去来の光背制作修正 

光背の裏側の参考になるものが無く、8月21日に掲載した画像は貧弱なものだったが先日、書物で背景部分を見つけた。
実際の光背とは違うので、その通りには行かないが、極力
似せて彫ってみた。
以前よりは立派になった(^^)v
❖裏から

❖斜め後から

阿弥陀如来の制作 8月31日

2008-08-31 13:24:15 | Weblog
◆阿弥陀如来の制作

銀杏の木は硬い。今日は昨日の続きで外郭のカットに挑戦。
1)昨日カットした材料の上に線を入れる。
一辺は約2.5㎝。

見えにくいが、鉛筆で線が入っている。

次に頭の部分をカット。極力面積が狭い部分から切らないと大変になる。

斜線の部分は、今後カットする部分。
膝の部分の斜線は間違い。
❖斜め横から


この材料と阿弥陀如来の画像を合成してみた。
仏像は透明度を60%にして、材木の線の部分と重ねて見えるようにした。
出来上がると、こんな感じかな。。。
※膝の部分の斜線は間違いで、画像のようになる。

釈迦如来と阿弥陀如来の比較

2008-08-30 17:39:30 | Weblog
◆釈迦如来と阿弥陀如来

今回完成した、仏様は”釈迦如来坐像”です。
(私は素人で、宗派云々は良くわかりませんが)
1268年頃常済大師 宝山が総持寺に開山し釈迦如来を
本尊とする宗派と書かれています。
一方、阿弥陀如来は
浄土真宗は親鸞聖人が開いた、「阿弥陀如来」を
本尊とする宗派と書かれています。
仏像の種類(形)は様々なようですが、
下記の画像のように手(指先含む)の組み方、
法衣の着方が違うようです。

❖比較画像(二つの像を並べてみました)


今回彫り始めたのは”阿弥陀如来”様で坐像の形は
大体似ていて、法衣や手の組み方を研究すれば彫れそうです。


新仏像の木材カット 8月30日

2008-08-30 16:53:25 | Weblog
◆新仏像の木材カット

制作日記を書く前に。。
昨日近くの新田(農地)で殺人事件があった。1Km位の所だ。
既にTVニュースでも放送されているが、農道の道の譲り合い??で
トラブルになり2人の方が亡くなった。犯人は2人で車一台を残して
逃走したらしいのでやがて捕まるだろうが、怖い話である。
たまに農道を通るが離合できない場所が多い。酒でも入っていたのだろうか?
亡くなられた方に合掌。

さて、新仏像を制作するにあたり、昨日彫刻教室でカットしようと
持参したが、目的のバンドソーがある理由で使用できず!!
残念。
仕方なく、本日鋸でカットに挑戦。28日に3センチをカットするのに
1時間半(休憩込み)もかかったので、如何かと案じた。
案の定、銀杏の木の硬さと切る方向が、年輪の方向(木の上から下へ)
に切るため、鋸が進まない。
午前中膝に相当する部分。
❖膝部分をカットし現在、体部分に挑戦中

午後に腕、体に相当する部分のカットをした。
水泳の北島選手ではないが”チョーXXX” → ”チョー硬い”
である。
何とか本日の目的を達成。
切った部分に再度製図して、他の部分を切る予定。
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☆同じ教室の”F”様
硬い”ホウ”の木に挑戦し苦労されていますね。
暫くで完成です。お互い頑張りましょう(^o^)v
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❖本日の成果

夏の野菜も終わり 8月30日

2008-08-30 14:46:17 | 仏像の彫り方
◆夏の野菜も終わり

この長雨でキュウリは収穫なし、既に枯れ始めていた。
我が家は時期をずらして、年2回種をまく。畑の友人は4回も
撒く方がいる。どのようにして消化するか不思議。
近所や家族におすそ分けが一般的かな。

我が家でも取れたてのジャガイモや玉ねぎなど、どっさり子供達や親戚に
宅急便でおくる。スーパーで買えば大した値段ではないが
新鮮さ、無農薬には勝てない!
宅急便代もバカにならないが(笑)..

無農薬といって売っている野菜も、何らかの薬品を使用している。
虫が食っていない野菜が有るわけが無いでしょ!

これから暫くは、青物がなくなり寂しくなる。
我が20+22農園では、にら、あしたば、冬瓜、カボチャ、秋茄子くらいか。
このコーナーはお彼岸すぎまでお休みにしよう。
この時期は、白菜、ジャガイモの準備で忙しくなる。

★今日の収穫
トマトは大分ひび割れている。ニガウリ(品種:長レイシ)は最後の
一本(来年の為に、種用は別に収穫して保存)、しろうり(はぐれ瓜)
トマトは、炒め物、ラーメン、味噌汁に入れても美味い!
インスタントラーメン(乾麺から茹でるタイプ)に入れると
酸味が出てなかなか良い。



新仏像の肉髻珠にガラス玉をいれる 8月29日

2008-08-29 19:54:11 | Weblog
◆仏様の肉髻珠にガラス玉をいれる 8月29日
(※にくけいしゅ と読みます)
昨日からの豪雨で、今日の教室に行けるか心配だった。
近所の利根川の水は溢れんばかりで何時決壊するやら。。(考えすぎか)
15日はお盆で今日に変更したので3週間ぶりだ。

仏様の頭部の中央に光るものがあります。
木造の場合は普通水晶で作られているものが多く、この玉を
はめ込むときに、その穴に朱を入れているので、水晶が透けて
赤に光ります(文献より)。
今回は水晶が無かったので、ビーズショップで写真のような
のを購入し、頭部を加工して埋め込みました。
1)ビーズ球

2)頭部にあなを開けて玉を埋め込む準備をする
❖頭に埋め込む準備

❖全体像

3)埋め込んだ状態(まだ接着はしていない)
埋め込む前に、穴を朱(赤)でぬる。


冬瓜収穫 8月29日

2008-08-29 19:38:01 | 仏像の彫り方
◆冬瓜収穫 8月29日

雨が多い! 一週間降り続いている。昨日は雷と共に
集中豪雨がふり、家の前の道も冠水した。用事があったので
車で出かけたが、ワイパーを高速にしなければいけないときもあり
怖かった。一昨日冠水した道で車が沈み亡くなられた方がいた。
JRの下の道では、かなり下がった部分があり、かなり冠水していた。
この水が車の上までくると思うとぞっとする。。。

お陰様で畑には行けず、どうなっているやら。。
20+22坪のうち、20へ午後出かけた。湿気が多く気温も29度。
気持ち悪い。今日は大きくなりすぎた冬瓜の収穫が目的だ

今日は小さな車ビッツでゆく。小回りがきいて畑の畦(あぜ)道に置ける。
でっかくなったのを3個収穫した。
写真左2個が表面を磨いたもので緑色だ。通常、店頭で売っているのは
こんな色だ。右端は、粉を吹いている。


新仏像の制作 8月28日

2008-08-28 13:22:32 | Weblog
◆新仏像の制作 8月28日

数日日記が書けなかった。3週間前に母親が倒れてしまい
入院していた。毎日のように通っていたが退院後の生活面準備などで
仏像に手が回らなかった。仕事はしないとおまんまにありつけないが。。

先日完成( 但し 目は未だ彫っていない)した仏像は、明日の教室
までに完成させ先生に見ていただこう。

今回彫る仏像に使用する木材は”銀杏”の木で、縦21センチ、横17センチ
高さ22センチ。
大きな材料を、ひび割れ部分をカットすると結構少なくなるものだ。
大きなカットは製材店にお願いした(とてもじゃないが、品疎な道具では
切れない!!)

1)カットした材木に仏の正面、横など製図をする。
今回は横3センチが余分なため、ノコでカットが必要。

左の斜線の部分をカットする。
中央に描いているのが仏像の正面外郭部分。
2)のこぎり
昔から使用していた鋸切りは”目”たてをしないと切れなくなってきた。
目立てとは、鋸の歯を1個ずつ立てて切れやすくするのであるが
最近は目立て屋さんが居ない。
ホームセンターでは良く切れる鋸が安く売っている。
今回試験的に一本購入した。この鋸は、歯が交換でき、柄と歯の角度も変わる
ので重宝しそう(写真は少し角度を変えた状態)。

3)カット開始
材木を切る場合、素人は結構、切りたい線からずれてしまう(と 思う)。
私は最初に切りたい線に沿って、V型の彫刻刀で切れ目を掘る。
そうすると、鋸の歯がうまく沿ってくれる。

カットを開始したものの、前回の仏像に比べ格段に大きくなっており
木材も硬い!ので、歯が進まない。
30分でたったこれだけだ。。。。。

休憩しながら、やっと1時間でこれだけだ。
鋸は新しいが、銀杏の木の硬さと厚さで鋸が進まない!


1時間半かけて完成した。
後は設計図に沿って外郭を切ってゆくが今日はこれまでにしよう。


※木材を上から見ると、年輪の部分の色が違う。木の中心に近いので
硬い部分が多い。鋸でひくのは苦労するが、彫刻する場合適度な硬さが
あったほうが良い。又、年輪で木の線が美しく出る。



仏様 8月22日

2008-08-22 18:29:52 | Weblog
◆仏様 8月22日

昨日光背が完成し、仏様をのせてみた。寸法も大体設計通りで
まずまずかな。。。
カシュー塗料で塗るか否かは未だ決めていない。塗れば汚れにも強く
綺麗に見えるが、木の素材はそれなりに素朴で良い。
実は、仏様の目は彫られていない。目は心を表し、目の表情で
随分変わる。人間と同じだ。で、まだ彫る気持ちになっていない。
前回のお地蔵様の時もそうで、気持ちが出来たときに一挙に彫った。
仏様の工程は後追いになったので、近々思い出して日記につけよう。
❖仏様正面
※乗せ方が少しずれてしまった。。


❖仏様 横から

❖仏様 上から

本日の収穫

2008-08-22 18:06:12 | 仏像の彫り方
◆本日の収穫

今日は涼しい!というより薄ら寒い。外気温21,5度、室内24.5度。
畑も風が気持ちよく拭いて畑作業にはもってこいだ。
でも、一時間も作業すると、汗が出てくる。
秋まき(8、9月)の野菜(代表的な 白菜、玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリーなど)の準備をしないといけない。

昨日降った”豪雨”で我が家の畑も元気になったが、雑草はそれ以上に
元気だ! 
❖本日の収穫
今日はトマトが沢山とれた。半分弱は、最初に植えた苗から出た
わき芽が30センチくらい伸びた時点で切り取り、2,3日バケツの水に浸け
て根を出す。その後移植すると、親トマトの時期とずれて収穫できる。
写真のトマトの前列の完熟したものがこれにあたる。
かぼちゃ、ピーマン、ししとう、なす、キュウリ、トマト、ニガウリ(ゴーヤ)


❖ニラ
ニラは皆さん、お隣さんとの境目に植えるようだ。
我が家も間引きして、あちこちに散在している。ニラは根元から切って
おけば新しく伸びてきて重宝。一般的には9月中旬に株分けする。
我が家のは、なんだか雑草みたい!


光背 完成

2008-08-21 13:11:08 | Weblog
◆光背 完成
本日光背と台座を結合した。

①光背と台座の結合部分にマークをつける

取り付け位置は下記のようになる。
◙台座の部分

◙横から見た図

◙後ろから見た位置

②結合用の穴をドリルで穴を開ける

③結合用の杭を作る
画像は竹だが、最終的には木で作成。

④木の杭で結合した
◙前面

◙背面


********** やっと完成 ********

冬瓜収穫

2008-08-21 12:44:24 | 仏像の彫り方
◆冬瓜収穫

冬瓜を収穫した。苗は4本植えているので晩秋までかなりの数できる。
小さいうちに収穫しても良いが、ある程度大きくなっても大丈夫。
冬の瓜と書くように、カボチャ同然保存が出来る。
我が家で食べるのは多すぎて、早速近所に配る。
冬瓜はスーパーでもあまり見かけない。格好、高級食材だ。
レシピは色々有るが、高級料亭などで旬のやさいとして出てくる。
無味無臭に近く、煮物に適している。
我が家は「カニ缶」を使用してとろみをつけた煮物が好評。豚肉でも合う。

❖冬瓜
約40センチ程度
粉を吹いて白っぽいが、店で売っているのは磨いて、グリーン色だ。



台座に塗った「との粉」の調整

2008-08-20 10:26:12 | Weblog
◆台座に塗った「との粉」の調整

台座を結合(張り合わせ)したとき、隙間が出てしまった!
板を削る場合に段差があったようだ。
❖段差あり

隙間埋めに買った「との粉」を段差に埋め込んだ。
❖塗った直ぐの状態
画像では良くわからないが、色は台座より濃く、セメントを塗った感じ。
❖塗った直ぐの台座


1時間もすると乾いてくる、余分な部分を刷毛で落とし、
サンダー(ペーパー)でゆっくり磨くと、下の木と色も一体化する。
何とかいけそう!
カシュー塗料を塗った場合、どうなるかわからないので
余った木に「との粉」を塗って、同じ状態にしカシューで試験しよう。

❖調整した後の状態(囲った部分)

光背制作 8月19日 と台座の完成

2008-08-19 16:08:35 | Weblog
◆光背制作 8月19日 と台座の完成

今日は湿度が高く気持ち悪い。扇風機だと切りくずが飛び散るので
やむなく!エアコンをつける。 脱ECOだ。
今日は光背を一応サンダーをかけて完成にした。
❖光背完成

光背と台座を結合する必要があるが、台座は3つに分割して
制作しているので結合する。
中心部は木の杭で貫通させていたので、3箇所を木工ボンドで
組み合わせる。ボンドを塗った後、木の重石をおいて下記のように
しばらく乾くまで待つことにする。
重石に木のブロックを乗せる。
❖台座をボンドで固定する

組み合わせた部分は、隙間ができるので、「との粉(とのこ)」で
穴埋めする予定。作業はボンドが乾いた後日行う。
❖との粉


光背制作 8月18日 中央部彫刻

2008-08-18 19:07:23 | Weblog
◆光背制作 8月18日 中央部彫刻

中央部(仏様の頭の後に位置)の彫刻を開始した。
昨日の大雨のお陰で?気温は高いが過ごしやすい。仕事の合間をみて
少しずつ彫る。
後は全体に磨きをかけて台座と一体化する工程に進める!


❖中央部拡大