湯河原・福浦港/竹蔵丸の「めざせ!天然生活」

相模湾西部をホームグランドとする竹蔵丸の幅広い釣りと、魚料理の上達をめざす、ドタバタをゆる~く紹介するブログ。

めさせ天然生活ー魚料理

2015-09-28 | 料理
包丁がちゃんと研げるようになり、新たに魚料理を


鏡面仕上げにした9寸の柳刃。柄はハイターに30分浸けると新品のように/


右からウマ2貫、イトヨリ炙り1貫、大アジ2貫、生サバ1貫/

釣りキチの中にはプロはだしの料理人がたくさんいることを昔から知ってます。なので、このブログでへたな自作の料理をアップすることがためらわれましたが、しかしブログタイトルは「めざせ!天然生活」なのです。

若い頃から、山で山菜を採り海でキスなど釣って合わせて天ぷらなどにし、海の幸山の幸を味わうのが夢でした。このブログを立ち上げるとき、釣果情報ばかりでは私の性格からして行き詰まってしまうだろうと思い、そうタイトルしたのでした。

30年ほど前、この福浦港だったか真鶴岩港だったかで8馬力のエンジン付きゴムボートで初めて沖へ出た頃から、漁師となった今まで変わらずその夢は持ち続けていたわけです。(注;今はカートップボートの出港は不可となってます)

途中、仕事だとかビンボー事情だとかで料理の腕も上達しないまま釣った魚はかみさんにほぼ丸投げ状態できてしまいました。漁師となってからはなぜか山で動物写真を撮るのに夢中になってしまい、他の漁師にあきれられていたぐらい。一度興味をもつと他を犠牲にしてまでやってしまうのですね。

ですが、最近錆びて刃がボロボロになってしまった9寸の柳刃を何日もかけて写真の状態まで復活させたのです。というか鏡面にまで磨き上げたのですから、新品より美しいものとなったのです。
しかも、研ぎ方もしっかり勉強し、切れ味も最高となりました。これまであまりにもでたらめにやっていたことを思い知らされたのです。

そしてポツリポツリ魚料理を始めたわけです。もちろん30年以上前からやってはいましたよ。けれど釣りに夢中になったほど料理にエネルギーは向きませんでした。その点、釣りのお客さんの方が食べる楽しみを持たれているように思います。でも、包丁を錆びさせたり上手く研げないストレスが無くなったいま、新たに料理へ挑戦してみようと思ったのです。

写真の握りは生涯5回目のもので、失敗作です。酢飯に酢が足りないのではと思い、冷めた飯につい追い酢をしてしまい、シャリが手の中ですべって逃げ、団子になったもの。米は温かいうちでないと酢を吸収しないのですね。サバの押し寿司も2回造りましたよ。

写真は反対から撮ったのですが、右からウマズラハギ2貫、イトヨリの炙り1貫、大アジ2貫、左が生のサバ。サバは薄皮が上手く剥げたのですが、大アジは失敗で銀が残りませんでした。どれも高級魚ではないですが、ネタの旨さはそのへんの寿司屋に負けないだろうと思います。サバはとろけるような旨さでした。釣り人の特権ですね。

これからもヘタな料理をアップしていきますので、笑って見てやってください。



写真の釣果は20日のもので、カマスを釣りそれを泳がせて釣れたキロサイズのオオモンハタとカサゴです。
21、22、26、27日は五目釣りで、カマス、アマダイ、イトヨリ、サバ、アジ、ワカシ、カクアジなどなどでした。カマスとイトヨリは狙えばたくさん釣れます。アブラガマスの塩焼きやフライは旨いですよ~。


最新の画像もっと見る