人生悲喜こもごも

日々の悲喜こもごもの出来事を綴ります

横田夫人の勇気ある行動から見えてくるもの

2006-05-04 09:18:29 | ニュース
それにしても不思議だ。
ブッシュ大統領が横田夫人との対談を最も感動的な対談の一つ
と言った、その模様が全世界にニュースとして流れた。

それに比べ、自国民のことなのに、その国の首相はある時点か
らこの拉致被害者・家族とほとんど語ろうとしない。
スポーツ選手の労はねぎらっても、被害者・家族の労をねぎら
うことはない。金メダルの荒川選手にはスリスリするんだけど。
冷徹である。

それと、安倍官房長官が帰国した横田夫人らとの面談の際に、
「大きな成果があった」と確かテレビのニュースでのたまって
いた。他人事のようだ。
日本国政府はほとんど何もしない。不思議だ。全世界が同情し
注目しているというのに。
なぜアメリカに訴えないとけないのか。
日本人の中にもこのニュースに触れて、情けなさを感じた人も
多いのでは。

ブッシュ大統領の今回の対談は、人気回復のためのパフォーマ
ンスとの側面は確かにあると思うが、「人権」を重視する、
対北朝鮮戦略が明確にあるから実現したのであろう。
情に流されるところはあるが、首相ほど冷徹ではない。

それでも、これから首相は退陣前に3回目の訪朝をするだとか、
横田めぐみさんが電撃帰国するといった、うわさ(ガセネタ?)
も出てきているが・・・
日本には一体、明確な外交戦略というものがあるのだろうか?

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