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Cinema Collection 2

映画のミーハーな感想が主ですが
多々脱線してます
コメント欄は閉じさせて頂いてます
(2015/6より)

★ブロークン・フラワーズ (2005)★

2006-11-04 18:37:18 | 2007年鑑賞映画
人生は思いがけない驚きを運んでくる





メディア   映画


上映時間   106分


製作国    アメリカ


公開情報    劇場公開 (キネティック=東京テアトル)


初公開年月  2006/04/29


ジャンル   ドラマ/コメディ


映倫     PG-12





【解説】





鬼才ジム・ジャームッシュ監督がビル・マーレイを主演に迎えて


贈る哀愁漂うオフビート・コメディ。


かつてのプレイボーイが、自分の息子がいるという差出人不明の


手紙を手に、昔の恋人たちを訪ねる旅に出る。


主人公の元恋人役でシャロン・ストーン、ジェシカ・ラングら


豪華女優陣が登場。カンヌ映画祭審査員特別大賞(グランプリ)受賞作。






かつては多くの女性と恋愛を楽しんだ元プレイボーイの


ドン・ジョンストンは、中年となった現在も勝手気ままな


独身生活を送る日々。


そんなドンに恋人のシェリーも愛想を尽かして出ていった。


そこへ、差出人不明のピンクの手紙が届く。





便せんには“あなたと別れて20年、あなたの息子は


もうすぐ19歳になります”と書かれていた。


それを聞いた親友のウィンストンは、お節介にもドンが


当時付き合っていた女性たちを訪ねて回る旅を


段取りしてしまう。


そして、気乗りのしないドンを強引に息子探しの


旅へと送り出すのだった





【感想】


???????????????????????





特にジャームッシュ監督のファンというわけではない


のですが<もちろん、嫌いではないですよ>


デッドマンしか観た事のない私は、今度はどういう映画


なのかな?という興味とビルマーレイが主役であること、


出てくる女優陣もすごいと言う事で観たかった作品です。


たまたま目黒シネマで上映があったので、行ってきました。





ブロークンフラワーズというタイトルは、過去に


別れた女性たちのことなのかな?と思いながら観ました。


過去の女性は、私から見れば年のわりにはみんな


綺麗ですが(女優なので当然ですが・笑)設定的には、


今現在が幸せには見えない感じで、そして、


現在の恋人に出ていかれたドン(ビルマーレイ)もまた


TVをぼーっと観てる姿から、今が幸せと思えず・・・


ということはドンもブロークンフラワーズなのかな(笑)





B3.jpg





映画はノスタルジックなちょっと人をおちょくったような(と


私は感じたのですが・笑)音楽とビルマーレイの


あまり表情のない顔?(昔の女を訪ねることに


乗り気でない)で、ストーリーが進んで行きます。





生気のなくなったドンが、ピンクの花 を持って


女性を訪ねるのですが、ピンク????って


希望とか明るさがありますよね?


ばら色の人生????と言ったりもしますので・・・


なので、その対比が面白かったです?






B1.jpg





出てくる女優陣は豪華で、私的には期待通りの


演技で(って私は監督じゃないけど・笑)


満足でした。


でも、外見では、ティルダに一番驚かされたかな・・・・


コンスタンティンやナルニアで観てるのとは違って


黒髪、黒のアイシャドウで別人のようでした。


めちゃかわいかったなあ・・・


<ティルダの画像なくてすいません・(^^ゞ)





心当たりのある4人の女性を訪ねて


最後はすでに亡くなっている女性の


お墓に花を手向けるのですが、


そこで時間の流れとか虚しさとかを


感じてしまいました・・・






B2.jpg





ドンの息子探しの結果は・・・と考えながら、


観ていくわけなので、ラストはえ~~!?と思うかたも


いるかもしれませんが、結果よりも過程が大事という


こともありますからね






ラストシーン今まで自分から何も行動しなかったドンが


息子かも?と思った男の子を追いかけるシーンに


この旅は彼にとって無駄じゃなかったんだなと思いました?





B4.jpg





人は過去を振り返るし、その時に過去は美化されて


しまうが、過去は終わってしまったもので


どうにもならないけど、変わらないけれど、未来は


作っていくことができる。そしてそのために


大事なのが今なんだ。過去を美化して振り返るのでは


なく、未来に夢ばかり追うのではなく、とにかく今と言う時間を


大切にしなきゃいけないと言うラスト近くのドンの言葉に


それはわかっていることですが、そういう旅をしてきたドン


だからこその説得力を感じました?






私的にはわりあい好きな作品ですが、万人向けの


作品では、やはりないと思います。





ジャームッシュ監督のファン、ビルマーレイのファンには


お薦めです


それから若いかたが見るより、私たちの年代が観たほうが


身にしみて(笑)、しみじみできるかもしれません?





すごい迫力、感動というよりも後からなんか


じわじわくる作品でした。






ラストおまけなのかな?ビルマーレイの本当の息子も


出てきます(笑)





そのほかの感想としては、


次のシーンへ行く時に映像がブラックアウトするので


そのたびに「デッドマン」を思い出してしまった私です(笑)






DVD11月24日発売


ブロークン.jpg


















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