goo blog サービス終了のお知らせ 

Cinema Collection 2

映画のミーハーな感想が主ですが
多々脱線してます
コメント欄は閉じさせて頂いてます
(2015/6より)

★パフューム ある人殺しの物語★

2007-03-20 00:00:00 | 2007年鑑賞映画
PERFUME: THE STORY OF A MURDERER





それは、昨日まで人だったもの。





映時間 147分


製作国 ドイツ/フランス/スペイン


公開情報 劇場公開 (ギャガ・コミュニケーションズ)


初公開年月 2007/03/03


ジャンル サスペンス/ドラマ/歴史劇


映倫 PG-12





【解説】





パトリック・ジュースキントの禁断のベストセラー


『香水 ある人殺しの物語』を、「ラン・ローラ・ラン」「ヘヴン」の


トム・ティクヴァ監督が映画化した衝撃のサスペンス・ドラマ。






ある“香り”にとりつかれた一人の青年が、その香りを


追い求めるあまり、恐るべき凶行へと駆り立てられていくさまを


緻密かつ緊張感みなぎる映像で綴る。





主演は「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」の


ベン・ウィショー、共演に「ピター・パン」のレイチェル・ハード=ウッド、


アラン・リックマン、ダスティン・ホフマン。





18世紀のパリ。悪臭立ちこめる魚市場で一人の赤ん坊が


産み落とされる。


危うく捨てられかけた赤ん坊は、間一髪で拾われ、


グルヌイユと名付けられて育児所に引き取られる。





グルヌイユは友だちもいない孤独な子どもだったが、


何キロも先の匂いを嗅ぎ分ける超人的な嗅覚の持ち主だった。


やがて青年となったグルヌイユは、ある時運命の香りと出会った。





それは赤毛の少女の体から匂い立っていた。


しかし彼は、怯えて悲鳴を上げようとした少女の口をふさぎ、


誤って殺してしまう。以来、彼は少女の香りを再現することに執着し、


香水調合師バルディーニに弟子入りするのだが…。





【感想】


???????????????????????





かなり前から見たかったパフュームですが、先週やっと


見に行けました。


今頃感想を書いているので、かなり忘れていることが


あるかも(^^ゞ





映像から悪臭が漂ってくるような18世紀のパリの魚市場に


産み落とされる主人公グルヌイユの最初のほうのシーンから、


かなり度肝を抜かれ、それと同時に引き込まれていきます。





そして、その暗く悪臭たちこめるパリの託児所で母親に


捨てられた主人公は孤独に育って行きます。


普通は孤独な孤児のまま、運命を変えられずに一生終わって


しまうのかもしれませんが、彼は超人的とも言える嗅覚の


持ち主で、そのことが彼の運命を変えたのか、


もともとそういう運命だったのか衝撃のラストに向かいます。





原作を読んでいないので、比較はできませんが、こういう映画


私は嫌いではないです。





映像で香りを表現するのは、難しいと思いますが、パリの悪臭から


貴族たちがつけている香り、ラベンダー畑までの香りが漂って


くるような映像はすごいと思いました。





言ってみれば、連続殺人事件の殺人鬼のお話でもあるのですが、


残酷な、残虐な殺しの場面とかはなかったように思います。





2007y03m21d_010437453.jpg





主人公のグルヌイユ演じるベンウィショーは台詞は少ないのですが


目力が強くすごい存在感を感じました。


猟奇的な怖さも漂わせながら、純粋さ、繊細さを持ち合わせて


いるようなグルヌイユにしていたと思います?


(パンフレットによると、原作はもっと外見は醜い男のようです。)





2007y03m21d_010458875.jpg





そしてアランリックマンが一人娘を殺されることを心底恐れて


必死に守ろうとする父親役ですが、やはり存在感があって


いいですね。ダイハードでは、あんなに憎らしい悪役だったのに(笑)


最近はいい人役が多いですね





2007y03m21d_010520468.jpg





そして贅沢な使い方なのが、ダスティンホフマン


前半のキーポイントになる


パリの調香師ジュゼッペ役なのですが、結構姑息だったり、


欲のかたまりだったりして面白い役柄です。彼ってもう70に


なるんですね・・・ビックリしました?a


私も年を取るわけだわ(笑)





2007y03m21d_010907125.jpg





そして、ヒロイン、ローラ役のレイチェル・ハード=ウッド


撮影当時15歳と言うからびっくりです。


上品な美しさがありました。この先楽しみな女優さんですね





後半は、グルヌイユがローラをねらうわけですが、そこは


サスペンスタッチでドキドキハラハラしましたa?a





彼が民衆の前にさらされるところから、物語が始まりまるのですが、


予告編で再三流れている映像(大群衆の裸体・・・)を観ていたので、


あれがラストかと思っていたら、あそこはクライマックスシーンでは


ありますが、ラストシーンではなかったんですね。





超人的な嗅覚を持ち、すべてのもの(人の匂いも含めて)の


匂いがわかるのに自分には匂いがないと知った時の彼の


恐怖感は、孤独感はすごいものだったと想像されました。


クライマックスで彼が流す涙と流れる映像、音楽になぜか涙が


こぼれてしまいました






彼の母親、託児所の女性、皮なめし職人の親方、師匠の調香師と


彼を手放したとたんに不幸に見舞われるのはなぜ?と


思いました。原作もそうなのかな・・・





私にとって最後は哲学的?とも思える意外なラストでした。


そして、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の音楽と


香りあふれる映像、サスペンス場面、クライマックスと


良かったです。不思議な感覚の映画でもありました。



これは絶対に原作を読もうと思っています





パフュームP.jpg


?クリックで公式サイトへ>


<その当時のパリの様子や香りについていろいろと書かれていて


なかなかいいパンフレットです





?オマケ





オードトワレ.JPG





私は若い頃から香りに全く興味がなくて、


と言うよりはいかにもオバサンと言う感じがして(笑)


海外のお土産で頂いた香水、オードトワレもほとんど


使いませんでした。


年をとってから、自分の汗の匂いとかが気になり、


最近はたまにめちゃ安いものですが(笑)柑橘系の


オードトワレを使います。


と言うことはオバサンになったんだわ?





今回この映画を見たら、めちゃめちゃ香りが


欲しくなってしまい映画館の帰りに


オードトワレを買ってしまいました(笑)


きつくない香りなので、また容器がかわいいので


結構気にいっています??















TWITTER

mixiチェック
<script type="text/javascript" src="http://static.mixi.jp/js/share.js"></script>

シェア<script src="http://static.ak.fbcdn.net/connect.php/js/FB.Share" type="text/javascript"></script>
楽天ソーシャルニュース




最新の画像もっと見る