Cinema Collection 2

映画のミーハーな感想が主ですが
多々脱線してます
コメント欄は閉じさせて頂いてます
(2015/6より)

★ミリキタニの猫★

2007-08-22 00:00:00 | 2007年鑑賞映画
Make Art Not War! 





ニューヨークのストリートアーティスト


ジミー・ミリキタニ


80年の数奇な反骨人生ー






【解説】





ニューヨークのソーホーで暮らす80歳の日系人


路上アーティスト、ジミー・ミリキタニを追ったドキュメンタリー。


作の監督であるリンダ・ハッテンドーフが路上生活をしていた


彼を自分のアパートに招き、ルームシェアをしながら


彼のルーツを探る様子を映し出す。


カリフォルニアで生まれ、広島で教育を受け、帰国したアメリカ


で第二次世界大戦中に日系人強制収容所に送られたために、


市民権を捨てることになった男の反骨の半生が観る者の胸を打つ。





【ストーリー】





2001年、リンダ・ハッテンドーフはソーホーでジミー・ミリキタニから


絵を買う。その後、彼の路上生活を撮影し始めるが、9.11のテロが起きる。


濃い煙の中で咳(せき)をしながら絵を描き続けるミリキタニを見かねた


彼女は、彼を自分のアパートに連れて行く。


その日から画家と監督と彼女の飼い猫の不思議な


共同生活が始まる。





↑(シネマトゥデイより)





カリフォルニア、シアトル、ヒロシマ、ニューヨークーー


国境を越えて貫く不屈の精神は決して折れることはない!





2001年9月11日、世界貿易センターが瓦解する


緊張状態のニューヨークの路上騒然とした周囲を


よそに、いつもと同じように平然と絵筆を動かしている


男がいた彼の名はジミー・ミリキタニ、80歳





カリフォルニアで生まれたが、第二次世界大戦中、


日系人強制収容所に送られアメリカに抵抗して


自ら市民権を捨てたその時から彼の反骨の


人生が始まった





戦後は、モダンアートのカリスマ、ジャクソン・ポロックに


寿司や天麩羅を料理したと語るが、彼の80年間には


何があったのか・・・


そして彼の描く猫の絵に込められているものとは・・・





↑(チラシより)





製作国 アメリカ


公開情報 劇場公開(パンドラ)


初公開年月 2007/09/08


ジャンル ドキュメンタリー





【感想】


(ドキュメンタリーなので???はつけません?





ドキュメンタリーは苦手な私?(特に悲しいとかつらいものは


観なければならないとは思うのですが


なかなか観れません)なのですが


お友達に試写会に誘って頂き、実は映画よりも


友達とお話がしたくて(久しぶりでしたので)


映画も観る事にしました(笑)





ドキュメンタリー=つらい・・・みたいなイメージが


あったのですが、この映画は、


誇りと反骨精神を持って生きてきた、


自らをアーチストと言うミリキタリ画伯(?)の


頑固でだけど憎めなくてというキャラクターからか、


クスッと言う感じで笑いもありで


ドキュメンタリー苦手な私も興味深く


観る事ができました?





また上映時間も1時間14分と言う長さだったのも


飽きることがなかったことに


つながるかもしれません。





彼の人生には私には測り知れない過酷な


人生があったのですが??、またそういうことは


彼の絵や古い写真や彼の言葉(収容所の話や


広島原爆の話など)でもわかるのですが、


終わった後、さわやかな気持ち(救われた気持ち?)


になれたのは、彼のユニークなキャラクターと


リンダ・ハッテンドーフ監督がこのドキュメンタリーを


希望の持てるものにしているからだと感じました?





ミリキタニ氏もすごい人ですが、どこの馬の骨とも


わからない(笑)ホームレスの老人を、9.11で


ホコリ舞うソーホーの公園に置いてはおけなくて


「うちにくる?」と言って、自分の家に連れて行った


監督ってすごい人だなあって思いました?a





327942_004.jpg


<リンダ・ハッテンドーフ監督とミリキタニ氏>





またこの二人の共同生活が、まったくの赤の他人なのに


父と娘・・・いえ祖父と孫かな?(笑)のような会話になって


行くのも面白かったですa





彼女の家で、絵を描いて暮らすミリキタニ氏が


能天気(笑)とも思える感じで口ずさむ


日本語の歌「あのふるさとにかえろかな~~


かえろうかな~~」と歌った時、その歌知ってる!


と思った私は、「こんな歌知ってる私も年寄り


だなあ・・・」とふっと感じてしおかしくなってしまいました?Ф





(なんの歌かわからなかったのですが、後で


千 昌夫の「ふるさと」とか言う曲では


なかったかなと思ったのですが)





『日本人はあたたかい、やさしい』と言っていた


彼の言葉が印象に残りました・・・


今の日本人って果たして本当にそうなのかなあ?。。。





この映画東京でも渋谷のユーロスペースのみみたいですので


(今のところは)、全国的にも上映館は


非常に少ないみたいですa





DVDで十分に堪能できる内容だと思いますので


興味があるかたはDVDになってからご覧に


なって観て下さいね





327942_001.jpg


?クリックで公式サイトへ>





監督とミリキタニ氏が来日しての舞台挨拶つきの試写会が


あったようなのですが、できればそれに行ってミリキタニ氏の


実物観て見たかったですaa












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