★アイランド★＜２００５年・アメリカ映画＞《１３６分》

監督　マイケル・ベイ　

出演　ユアン・マクレガー 、スカーレット・ヨハンソン 、
　　　　ジャイモン・フンスー 、スティーヴ・ブシェミ 、
　　　　ショーン・ビーン

解説

「パール・ハーバー」「アルマゲドン」のマイケル・ベイ監督が放つ
近未来アクション巨編。
快適な管理都市に暮らす一組の男女が、自分たちの置かれた恐るべき
現実を知ってしまい、非情な運命に逆らい２人で逃亡するさまを
スリリングに描く。
主演は「トレインスポッティング」のユアン・マクレガーと
「ロスト・イン・トランスレーション」のスカーレット・ヨハンソン。　　

　近未来。大気汚染から守られ、管理の行き届いた安全で快適な
コミュニティで暮らすリンカーン。
彼やその他の住人にとっての夢は、地上最後の楽園といわれる
“アイランド”へ行くこと。
そしてその抽選会が毎日のように行なわれていた。だがある日、リンカーンは換気口から入ってきた一匹の蛾を見て、ある疑念を抱く。
やがて彼が独自に調査を進めるうち、自分たちは保険契約を結んだ
クライアントへ臓器を提供するために生かされているクローンで、
“アイランド行き”の名の下に臓器を摘出される、という事実を
知ってしまう…。

感想

さすがに３週目の平日の上映になると、観客は少なくて、１０数人という
少なさで私が今年見に行った映画の中では、一番お客さんは少なかった
です。

いかにもハリウッド映画の大作という感じでアクションシーンは、
００７を思い出しました＾＾
すごい迫力でした！お金かかってるなあという感じもしましたし（笑）

冒頭のシーンから、かなり期待させられたのですが、ハデなアクション
シーンは多いのですが、私にとっては、意外とスリルというかドキドキ
ハラハラが少なかったような気もします。

ユアンもスカーレットも良かったですが、人間味あふれるブシェミの存在
光りました。
また、久しぶりに悪役のショーンは、知的で素敵で、しかも結構出番が多くて、嬉しかったです＾＾
また最近よく見かける（笑）ジャイモン・フンスーも存在感ありました＾＾
『グリーンマイル』のマイケル・クラーク・ダンカンも出ていましたね。

大画面で見るべき作品であり、面白かったとも思うのですが、
先にバットマン、スターウォーズを見てしまっているせいか、
ストーリー性や感動とかが私的には希薄だったかな・・・。
クローンという近未来的でありながら、私たちに身近に感じる題材であり、考えさせられることもあったのですが・・・。

初めからクローンとわかっていることも（予告編などで）、どんでん返しではないのでストーリー重視の方には、少し不満かも・・・

ラストはハッピーエンドとは思うのですが、あの解き放たれたクローン
たちはどうなるのかな・・・
フッとそんなことを考えてしまいました。


★アイランド公式サイト

http://island.warnerbros.jp/