趣味の日記

30歳を機にサラリーマンを辞めて2代目自営業を営む店長の自由気ままな生活を書いていきます

名球会ルーキー清原「パシリやります」

2004-12-17 07:44:01 | 清原和博
清原がパシリ宣言だ。名球会総会が15日、当地のホテルで開かれ、巨人・清原和博内野手(37)、工藤公康投手(41)ら新たに参加資格を得た4選手も出席した。清原は念願の名球界入りに「パシリとして一からやります」と喜びを表現。そんな清原に対し、金田正一会長(71)は球界の新リーダーとしての期待を寄せた。

 これが清原流の喜びの表現だ。総会後のレセプション。球界の大先輩たちを前に壇上に上がった清原は「僕はまだ鼻たれ小僧。またパシリとして一からやらせていただきます」と頭を下げた。使いっ走りでも何でもやる。「チームでは向かうところ敵なしで、えらそうに歩いてるんですが…」。普段から圧倒的な存在感を誇る男は、そう話して会場の笑いを誘った。

 「高校1年生に戻った気分。子供の頃にあこがれた選手やスター選手ばかり。誇りに思います」

 6月4日のヤクルト戦(神宮)でプロ19年目にして2000本安打を達成。ぺタジーニとの併用で出場機会が制限され、もがき苦しんでの悲願成就だった。それだけに喜びは大きい。この日は上下とも白のスーツで決めたように、気持ちは新人、真っ白だ。そんな清原を熱く激励したのが金田会長だった。

 「清原は最高に面白いヤツ。若い人もいっぱい入ってきたし、もう彼らの時代。名球会も新たな空気が必要だし、われわれはもう相談役だよ」。名球会、球界をけん引するリーダー役に。宿舎では顔を合わすなり、来季の奮起を促した。う余曲折の末に巨人残留が決定。金田会長は「ワシ以来だよ、あんなの。ワシもよう監督とけんかしたしな」。その上で「今回は言葉の行き違い。これで2人の距離はもっと縮まった。堀内もいいヤツだし、来年は大丈夫」と豪快に笑い飛ばした。

 「名球界の名に恥じないようにやります」と清原。レセプションでは金田会長の隣に座り「きょうの一番大きな出来事は、大物新人会員が誕生したこと」という王副会長(ダイエー監督)とも握手、ビールを注いだ。決意のパシリ宣言。それは集大成を誓う来季への意気込みそのものだった。

 ≪工藤もパシリ?≫清原と同様“新人”として総会に出席した巨人・工藤は、1人だけスーツにネクタイ姿。レセプションでは「投手が早く次に入ってこないと僕が投手陣のパシリになっちゃう」と笑わせた。横浜・佐々木、ホワイトソックス・高津は、昨年の総会で新たに「250セーブ」が参加資格となったことで名球会入り。出席した30人の中で最年少の高津は「金田会長を若返らせることはできないが、少しでも力になりたい」と話した。


[ 12月17日 6時4分 更新 ]

最新の画像もっと見る