趣味の日記

30歳を機にサラリーマンを辞めて2代目自営業を営む店長の自由気ままな生活を書いていきます

飛ばないボール叩っ斬る!清原が“ボンズバット”導入

2005-02-10 18:59:43 | 清原和博
“飛ばないボール”に苦悶(くもん)する巨人・清原和博内野手(37)が、“飛ぶバット”を本格導入することが9日、明らかになった。米大リーグのバリー・ボンズ(40)=ジャイアンツ=も使用するオリジナル・メープル・バット社の「SAM(サム)メープルバット」がそれ。10日に同社のサム・ホールマン社長(62)が、バット10本を携えて宮崎の巨人キャンプを電撃訪問し、清原に手渡す予定。番長が“ボンズバット”で反撃ののろしを上げる。

 黒光りの本体に金のコウモリマーク。米国内で“バットマン”と呼ばれるオリジナル・メープル・バット社の通称『SAM』バットが、ついに清原の手元に届く。

 「清原さんからもお問い合わせをいただいております。10日に社長がバット10本程度を持参し、巨人を訪問する予定です」

 同社の日本総代理店関係者が明かした衝撃の事実。米国からホールマン社長が直々に“清原詣で”するという異例の来日スケジュールだ。

 窮地にあえぐ清原の熱望でもあった。今季から“飛ばないボール”を導入する巨人。「力のないヤツのホームランが減るだけや」と豪語していた清原も、フリー打撃では快音が減ってしまった。「(球が)硬い感じ。バットの先だと20~30メートルは飛距離が違う」と番長にはあるまじき弱音さえ聞かれた。

 だが、そこは清原。黙って手をこまねいてはいない。目を付けたのが、昨季も試合前の練習で使用していたボンズ愛用の『SAM』バットだった。

 「太くて軽い割には硬く、反発係数が高い。ただ(完成品は)100本中、20本あるかないか」(同関係者)。カナダ産の中でも厳選されたメープル(カエデ)だけを使用し、大量生産は困難という。日本では、新庄(日本ハム)だけが今季使用予定で、同社の戦略では今後も清原、松中(ソフトバンク)に限定する方針。選ばれし者だけが手にできる逸品だ。

 清原は数年来、M社とバット契約を結んでいるが、今季は契約未更新。届けられたホッカホカの“ボンズバット”を試打した上で使用バットを選定する。

 休日のこの日は休養に努めた番長。コウモリマントは着ないが、コウモリバットが火を噴くか。秘密兵器を手にした清原が“バットマン”として復活する。

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