![『半沢直樹』.jpeg](http://ujsk8crek7ukv.up.seesaa.net/image/E3808EE58D8AE6B2A2E79BB4E6A8B9E3808F-thumbnail2.jpeg)
メンズサイゾー 2013年08月11日13時00分
8月4日(日)第4話の平均視聴率27.6%と勢いが止まらないTBS系日9ドラマ『半沢直樹』。
瞬間最高視聴率30.0%超えが各メディアで取り上げられるなど、後半戦突入を前に、話題が話題を呼ぶ“視聴率マジック”が絶大な効果を発揮している。
まずは、今回の取り立て対象となる“西大阪スチールチーム”。
社長・東田役の宇梶剛士は、よくバラエティ番組などで暴走族に所属していた過去を明かしているが、まさに「そのまま」といった重厚感のある悪役を熱演。
また、半沢を追放すべく目論む人物・浅野支店長を演じるのは、劇団四季で培った迫力ある演技と共にこれまでの舞台活動の集大成を魅せる石丸幹二だ。
他のキャストに比べ認知度が低い中、異様な存在感 を放っている注目株の一人である。
加えて、元大阪スチールの下請け会社所属の竹下社長演じる赤井英和も、元ボクサーというパワフルさを存分に押し出した“半沢の右腕”としての行動力を発揮しているが、時折見せる半沢との心の距離感がどうも気になる目が離せない役どころ。
次に、窮地の半沢を全面的にバックアップする“融資課&同期チーム”の存在も忘れてはならない。
キャスティングの発表時、周りのキャストに比べやや心配だったHey!Say!JUMP・中島裕翔も今回、なかなかにいい味を出している。
また、これまでに数々の犯人役をつとめてきた滝藤賢一演じる、目力の迫力がやや恐過ぎる同期・近藤。
常に半沢のそばにいる及川光博演じる渡真利も怪しさ満点だ。
特に渡真利に対しては、今のところ半沢の出向を阻止 すべく身体を張って協力しているように見えるが…
主演の堺雅人はもちろんのこと、香川照之や北大路欣也など、後半に向けより強力な演技対決が見込まれる『半沢直樹』。
一歩一歩近づく最終回に向け、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の40%超えなるか? 期待が高まっている。
この勢いに乗れていないのが当のTBS。選挙特番で中止にしたら、特番はコケる。おまけにこれだけ勢いがある中、世界陸上でまたも中止予定。放送回数を増やそうとすれば主演の堺さんから「リーガルハイ2」の関係で断られる。ついていないときはついていないですね。