ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

最近読んだ本 60

2007年04月09日 | つぶやき
フラット化する世界(上)

日本経済新聞社

このアイテムの詳細を見る


コロンブスが航海に乗り出し、旧世界と新世界の貿易が始まった1492年から
1800年頃までを最初の時代、グローバリゼーション1.0と呼ぶならば、
それが世界のサイズをLからMに縮めた。国家と腕力の時代だった。
この時代の国家や政府は、壁を打ち壊して、世界をつなぎ合わせ、世界統一を
はかろうとした。

次の大きな時代区分、グローバリゼーション2.0は1800年から2000年まで
続いた。この時代、世界のサイズはMからSに縮まった。
多国籍企業は、市場と労働力を求めてグローバル化した。
この時代、前半の世界統一は蒸気機関と鉄道による輸送コストの軽減、
後半は通信コストの軽減が原動力となり、世界経済の誕生と成熟を目にした。

2000年前後にまったく新たな時代に突入した。グローバリゼーション3.0である。
世界をSサイズからさらに縮め、それと同時に世界を平坦に均した。
パソコン、光ファイバー、ワークフロー・ソフトウェアの発達が集約して生まれ、
世界中の人々が、ある日突然、個人としてグローバル化する絶大なチャンスを
持っていることに気づいた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿