ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

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2005年11月20日 | つぶやき
下流社会 新たな階層集団の出現

光文社

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あなたは下流か?
□ 年収が年齢の10倍未満だ
□ その日その日を気楽に生きたいと思う
□ 自分らしく生きるのが良いと思う
□ 好きなことだけをして生きたい
□ 面倒くさがり、だらしない、出不精
□ 一人でいるのが好きだ
□ 地味で目立たない性格だ
□ ファッションは自分流である
□ 食べることが面倒くさいと思うことがある
□ お菓子やファーストフードをよく食べる。
□ 一日中家でテレビゲームやインターネットをして過ごすことがよくある
□ 未婚である(男性で33歳以上、女性で30歳以上の方)
半分以上当てはまるとかなり「下流的」です。

自民党55年体制が生まれ、日本は近代化の時代から、高度成長期へ向かいました。
都市化と大衆消費社会化が進み、職業は農業・自営業からサラリーマンへ、
大家族から核家族化し、教育は高学歴化していきます。
国民総中流と呼ばれた時代です。
その時代の主役となるのが第一次ベビーブームの団塊の世代です。
しかし、下流社会で問題となるのは団塊の世代の子供達
(正確には多少ずれがある)に起きている意識の変化です。

団塊ジュニアは現在30歳前後を中心とする若い世代を指します。
彼らを中心に中流意識から上・下流意識へと顕著に二極化が起こっていると言うのです。
格差拡大化です。
ここで誤解がないように「下流」とは単に所得が低いことではなく、
中流であろうとする意欲がないこと、人生への意欲が低いことです。

アメリカ社会のように一部の人間が国富を稼ぎ出し、多くの大衆は
国富を消費し、そこそこ楽しく暮らすことで、内需を拡大してくれれば
よいという小泉政権が目指す経済政策になりつつあるのでしょうか?

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