引き篭もりの人のドキュメンタリーを観ました。
なかなか出口が見つからない人。
仕事について少しずつ社会復帰をしていく人。
出口が見つからない人は自分なりに手をつくしたが、半ば諦めたような様子だ。
仕事につけた人は、それでもまだまだ安心はできない様子だ。
そりゃあ僕だって今は仕事があるけれど、将来どうなってるかは分からない。
気が抜けないものだ。
時々体調不良から不安な思いにおそわれることもある。
全ては体調だ。
血の巡りを良くしてあげれば回復すると分かった。
血の巡りが良くなれば、仕事への集中力も戻ってくる。
それで一日が終わっても、それで良しとする。
ある時期から自分へのハードルがぐんと下がった。
絵を描くことが自分を助けたというところもある。
もちろん誰にも見せない絵だ。
その絵から感じたのは、怒りというのは消えないということだ。
怒りは根深い。
振り返ると、独りで暮らす日常で、怒りを見せる事もなかなかなかったものですから、相当溜まっていたのかもしれない。
吐き出せずに怒りの重みに潰される、なんて事もあるんじゃないだろうか。
潰される前になんとかしなきゃならない。
近頃はその怒りのエネルギーを、ノスタルジーの破壊に向けてぶち込みたい気分になる。
と、書いたらスキッとしました。