ボクはいつもおじやんと二人で
この山奥でひとっちゃあ変わらん日々を
送りゆうがです。
山、谷を走ったり
畑を掘り返いたり
イノシシやタヌキを追わえたり
こんな自然の中で自由に
楽しんじゅうがですけんど
たんまにいたずらして こじゃんと
おじやんに怒られる時にゃあ
しょうずつのうなって
高知へ帰りとうなるがやき
お父やん、お母やんを思い出すがです
今日もいつものように遊びよったら
「十郎太、十郎太」
「十郎太、十郎太」
とボクを呼ぶ女の人の声が
下の一本道の方から
聞こえたがです。
ほんで その声に誘われ
耳をそばだてる間もなく
その声の主がお母やんだと
すぐに分かったがです。
庭から下の一本道に
走って飛び出すと
懐かしいお母やんの道を上がってくる姿を
見つけたがです。
ボクはなんちゃあ考えんと
嬉しゅうて 嬉しゅうて お母やんに
飛びついたり 走り回ったり
甘え、じゃれつきました。
ボクにしたら嬉し涙が
どっさり出たがです。
後でおじやんに聞いたら
お母やんはお父やんと一緒に
おばやんを連れて
おばやんのお見舞いの
お返しでその途中用があって
寄ったみたいやと
山の奥におじやんとボクが住んじょって
こんまい一本道を1キロ4メートルぐらい
歩いて降りると林道に出るけんど
すんぐその場所がいつもお父やんの自動車を
止める場所になっちゅうがです。
ボクがお母やん、おじやんと
そこまで歩いて降りて来たら
これもまた、懐かしいお父やんの黒い車と
その中に乗っているお父やんに会えたがです
「十郎太、十郎太、十郎太・・・・」
お父やんんはボクを呼び続け
ボクの体中を撫でまわってくれたがです。
とびつくボクの手足が
お父やんの黒いズボン、服を汚してしもうたがです
それを、この時は許してくれたがちや。ワン♪
けんど、やんがて、お父やん、お母やんは
おばやんを連れて、帰って行ってしもうたがです。
寂しい後姿がボクにとって
たまらんがやき 今夜も
暗うなった 車庫に来て
1人お月さんを眺めたりして
ため息をつきゆうがです。
できるもんやったら 一緒に高知へ帰りたかったがです。
やがて、時間がたち、おじやんの呼ぶ声が
聞こえてきよったがです。
おじやんは口にださんけど、
わかってくれちゅうが。
この山奥でひとっちゃあ変わらん日々を
送りゆうがです。
山、谷を走ったり
畑を掘り返いたり
イノシシやタヌキを追わえたり
こんな自然の中で自由に
楽しんじゅうがですけんど
たんまにいたずらして こじゃんと
おじやんに怒られる時にゃあ
しょうずつのうなって
高知へ帰りとうなるがやき
お父やん、お母やんを思い出すがです
今日もいつものように遊びよったら
「十郎太、十郎太」
「十郎太、十郎太」
とボクを呼ぶ女の人の声が
下の一本道の方から
聞こえたがです。
ほんで その声に誘われ
耳をそばだてる間もなく
その声の主がお母やんだと
すぐに分かったがです。
庭から下の一本道に
走って飛び出すと
懐かしいお母やんの道を上がってくる姿を
見つけたがです。
ボクはなんちゃあ考えんと
嬉しゅうて 嬉しゅうて お母やんに
飛びついたり 走り回ったり
甘え、じゃれつきました。
ボクにしたら嬉し涙が
どっさり出たがです。
後でおじやんに聞いたら
お母やんはお父やんと一緒に
おばやんを連れて
おばやんのお見舞いの
お返しでその途中用があって
寄ったみたいやと
山の奥におじやんとボクが住んじょって
こんまい一本道を1キロ4メートルぐらい
歩いて降りると林道に出るけんど
すんぐその場所がいつもお父やんの自動車を
止める場所になっちゅうがです。
ボクがお母やん、おじやんと
そこまで歩いて降りて来たら
これもまた、懐かしいお父やんの黒い車と
その中に乗っているお父やんに会えたがです
「十郎太、十郎太、十郎太・・・・」
お父やんんはボクを呼び続け
ボクの体中を撫でまわってくれたがです。
とびつくボクの手足が
お父やんの黒いズボン、服を汚してしもうたがです
それを、この時は許してくれたがちや。ワン♪
けんど、やんがて、お父やん、お母やんは
おばやんを連れて、帰って行ってしもうたがです。
寂しい後姿がボクにとって
たまらんがやき 今夜も
暗うなった 車庫に来て
1人お月さんを眺めたりして
ため息をつきゆうがです。
できるもんやったら 一緒に高知へ帰りたかったがです。
やがて、時間がたち、おじやんの呼ぶ声が
聞こえてきよったがです。
おじやんは口にださんけど、
わかってくれちゅうが。