いつもありがとう!お元気ですか?

株式会社シオミホームイング、塩見泰一郎です。あなたにお会いできてよかったです!この出会いが明日への元気になるように・・・

とりあえず 生えてみたものの、 さあ、 この後どうしよう。

2009年12月22日 | お知らせ
 皆さん信じますか、切り落とした葉っぱが、知らないうちに、根を出し今なお生

きている事実を。                              


 
 私は、ゴムの木に関心を持っています。 愛着があります。          
これまで 何本も増殖をしてきました。  


 
 ゴムの木は、弊社の 社樹として大事に育てています。            
社内の鉢に、十三本も植わっています。




 粘り腰で、何事にも柔らかい姿勢は順応性を感じます。            
生命力旺盛は、百パーセントの増殖成功です。                

丸みのある葉っぱは、円満さが見えます。                  

その緑濃い原色は、あのゴーギャンの絵に出てくる、タヒチの人たちを想像しま

す。人なつっこくて、温厚で、平和を感じます。ゴムの木ってそんな感じです。だ

から社樹として、大事にしています。                    




 そんなゴムの木の葉っぱを、実は、何気なく鉢に刺していたのです。 葉っぱ一

枚でも愛着があるので、増殖時に、切り捨てた葉っぱをついそうしていたのです。   



 葉っぱといえども、ゴムの木にしたら、身体の一部分、それは人間の指みたいな

ものです。  切り落とさなければならないものなのですが、 さぞかし痛

い思いをしているのでしょう。                       

 


 白い樹液が、血のように切り口から、流れ出るのです。   

何か悲しい声が、聞こえてくるような気がします。  我が身の痛さにも感じま

す。   




 そっと土に差し込んだ葉っぱは、当然今まで、生えたためしはありません、   
けれど、この葉っぱだけは、、、、、、。          




 これまでそうされた葉っぱは、約、二、三週間は、緑のまま、その格好を、保っ

てはいますが、   やがて 色変わり、枯れていきます。      




 ところが、いつものように、黄色く枯れていく葉っぱの中に、いつまでたっても

青々として元気でいる、葉っぱがあるではありませんか、

まさかの思いで、下の土を人差し指でほじくってみました。




 見事に、小根がいっぱい土中に広がっていて、必死で命の養分を吸収していたの

です。  




 あれから、四か月、 今日もまた、私は 眺めています。

やっぱり、青々とした葉っぱです。 

四か月も立っているのに  ちっとも変わらない、




 最近思うのですが、 この葉っぱは、いつになったらどうなるのだろうか、

新しい芽が出、若葉になり、やがて幹ができるかな、けれど芽はどこから出るのだろ

う。




 葉っぱの付け根からかな、土中からかな、何も言わない葉っぱ、




 きっと本人も、この先どうしてよいのか困っているのでは、



 普通とは違って、葉っぱだkで生きている、ゴムの葉っぱ、

幹のない体なのに、 

どうしてこの先、生きていくのだろう、

葉っぱだけの人生なのだろうか。




 もう間もなく、寒い冬も、本格的、

そうのんびりはしていられないはず、




 このまあ死んでしまうのか。




 ゴムの木として、ゴムの木らしく、

皆、仲間と同じように、伸び伸びと逞しく、育ってもらいたい。




 来年の春は、新しい芽が、出るかな。

逞しく、新芽を春の日差しの中から、出せるかな。

そうであってもらいたい。




 実は、ゴムの木の一粒種は、母のベランダからです、

ずっと大事にしていた、母の思い出の、ゴムの木だったのです。
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