Joyeux Balletからのお知らせ

レッスンスケジュールのお知らせとバレエ上達のヒントなど


なぜバレエ理論?④

2020-06-11 18:07:00 | Weblog
地元で開催されたワガノワの講習会教師クラスで出会った先生は私の最寄駅近くにスタジオを構えている方でした。
とても気さくに「近所だから遊びに来て!」と言ってくださって
レッスンを受けるようになり
今では、そのスタジオでも教えています。







その先生がお勉強されたのがバレエの指導法のクラスでした。
過去何人かからお誘いを受けたことがあった指導法のクラスは3年がかりで学ぶクラスなので躊躇していましたが
その先生のお弟子さんで海外で活躍されて帰国したばかりのMちゃん(ローザンヌ セミファイナリストで見るからにバレリーナちゃん)となぜか気が合って、「一緒に行こうよ」と誘ってくれたので意を決して行くことになりました。







ひとつひとつのパについて文章で頭に入れて理解してから、実際に動いてやってみるクラスは、とても勉強になりました。
正しい動きを習得することと、合理的に教える方法を学ぶことができました。







ここで3年勉強してから、次に私が学んだのはベルギーの有名なバレエ教師の講習会でした。
こちらは3年間学んだのとはかなり違っていて戸惑いましたが
私が教えている生徒には実にいろんな条件のコ(大人も)がいるので、引き出しを増やすことは必要と強く感じました。






ダンサーが故障なく長く踊れるようにと考えられたメソッドは、それまでやってきたものとは筋肉の使い方が違うこともあり、体得するのに時間はかかりましたが、何度か講習会を受け、クラスを見学し(そのメソッドで踊る子供たちを見ることは重要です)
頭を切り替え、根気よく筋肉に命令することでまず自分が出来るようになり、指導法のひとつに加えることができました。







その後教えに行ったお教室がRADで指導していて、最初私のクラスはロシアメソッドで構わないと言われてコンクール出場者を主に指導していましたが、途中から主宰の先生が認定講師の資格を取得されて認定校となりRADの勉強をしてほしいと言われて講習会に行きました。







RADとはROYAL ACADEMY OF DANCEの略称でイギリスで生まれたバレエをより広く普及させるためのメソッドです。
小さな子供たちからGRADEという試験を受けるシステムがあり、その上にプロを目指すためのVOCATIONALという試験があります。
RAD認定講師になるにはVOCATIONALの2番目にあたるINTERMEDIATEに合格してから2年のプログラムで学び、さらに卒業試験に合格しなくてはなりません。







当時認定講師の資格取得までは考えていませんでしたが、もし将来資格が必要になったときのことを考えて翌年INTERMEDIATEを受験することにしました。
日頃私が指導しているクラスの大学生の生徒2人と一緒に
試験までは2人の先生対受験生3人という贅沢なレッスンを週1で受けさせていただきました。






試験の日にちはRADの本部で決められるのですが、中学生の頃から教えていて毎回コンクールにも付いて行ったRちゃんと一緒で、「どうみても私は付き添いの先生だよね〜」と笑ってしまいましたが、先生方のご指導のおかげで無事合格しました





この試験を受けたことと、RADの子供たちのカリキュラムを勉強出来たことで、また引き出しを増やすことが出来ました。



つづく






先週からレッスンを再開することができました。
オンラインレッスンをがんばっていたメンバーも出来ることが限られていたので
スタジオでの久しぶりのレッスンは思いも寄らないところが出来なくなっていて衝撃的でした
私のクラスではバーレッスンから方向をつけることが多いのですが
ベテラン勢まで方向がわからなくなるという驚きの展開





自粛生活の影響が出るのは体力・筋力だけじゃなかったんですね…
恐るべし新型コロナウイルス
焦らず、ゆっくり取り戻していきましょう






バレエ理論講座詳細



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