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ムカゴコンヤク

2022年03月02日 | 花さんぽ・花めぐり

'220222 展開した葉の中心になんだか変なものが乗っかっている? 

名板も見ると「ムカゴコンニャク(零余子蒟蒻)」(Amorphophallus bulbifer)とある。

ということは丸いのは「零余子、珠芽(むかご)」のようだ。

山芋や鬼百合の”むかご”はよく見かけますが、こちらは初見です。

'220425<追録>

山芋の”むかご”は炊き込みごはんにして食べたことがあります。

サトイモ科コンニャク(アモルフォファルス)属の多年草で、原産地はインド

コンニャク属には多くの野生種があり、その数は約130種、その多くは東南アジアに分布。

茎に見えるまだら模様の部分は葉柄でその上が葉身です。

葉はたくさんあるように見えますが実は1枚で、茎は地中にあります。

’220824<追録>

'220823 ムカゴコンニャクの花。

花は「仏炎苞」の内側にあり、棒状の付属体の下部に雄花の集まりが、更にその下に雌花の集まりがあります。

 

'050723 日本で栽培されている「コンニャク」↑(Amorphophallus  konjac)と同様、根は「こんにゃく(蒟蒻)」の原料になります。

こんにゃく特有のにおいが無く食用として重宝されます。”むかご”は、ご飯に混ぜたり、揚げ物にして食用にします。

'211007 園芸品種「コンニャク’赤城大玉’」の花↑(Amorphophallus  konjac  'Akagi  ohdama’)

コンニャクは4年ほど育成すると花をつけます。「Phallus」「悪魔の舌」と形容されるようなインパクトのある花です。

'210303 こちら「ジャワムカゴコンニャク(ジャワ零余子蒟蒻)」(Amorphophallus oncophyllus)の果実↑です。

苞に包まれた肉穂花序と苞の痕跡が少し残っています。

インド、中国、マレーシアに自生。花期:7月

’230305<追録>

'220702 ジャワムカゴコンニャクの花

 



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