「青信号」「アオキ」「アオギリ」など「緑」なのに「青」で表現するのはなぜでしょうか?
調べてみました。
奈良時代や平安時代は、色を表す形容詞が、「白」「赤」「青」「黒」(いずれも、「~い」という表現ができる)」の4色しかなかったため、緑色は青に分類されていました。青と緑に分かれるのは平安時代末期から鎌倉時代(西暦1100年頃)になってからだそうです。
信号機の「緑」を「青信号」と言ったり、「青りんご」「青菜」「青汁」「青虫」「青々と茂る」など、緑色を青と表現するのは、昔の名残が今も残っているからだそうです。
因みに信号機は正確には「青緑色」で英語では「Green Light」と呼ばれるとのこと。また、信号機は最初の頃、「緑信号」でしたが、当時の新聞記事では「青」と表現し、それが広まり、戦後、法律で表記を「青信号」とするようになったそうです。
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