田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

日本一の巨樹「蒲生のクス」

2024年06月09日 | 花さんぽ・花めぐり

鹿児島県姶良市(あいらし)の蒲生(かもう)八幡神社に日本一の巨樹「蒲生のクス」を見に行って来ました。

日本一の巨樹「蒲生のクス」の妖精「くすみん」(姶良市のイメージキャラクター)※市HPより借用

国特別天然記念物に指定されています。

「蒲生のクス」は、推定樹齢約1,500年、樹高30m、根回り33.57m、目通り幹囲み24.22m

昭和63年度の環境省の調査で地上から1.3m部分(目通り)の幹回りが3.0m以上ある全国の樹木を対象に巨樹・巨木調査を実施。

全国で約5.6万本もの巨樹が確認され、その中で「蒲生のクス」は日本一の巨樹であることが立証されました。

枝は剪定してつめてあり、残念です。

こちらは鹿児島県指宿市の枚聞(ひらきき)神社の樹齢約800年のクスノキです。

こちらは熊本城のクスノキ。詳細は判りませんがかなり大きいです。

クスノキ(楠、樟)」(Cinnamomum camphora

クスノキ科クスノキ属の常緑高木

枝はよく分かれ、丸い樹冠になります。葉には長い柄があり、卵形、先も基も尖り光沢があります。

花期:5~6月。はじめ白く、のちに淡い黄緑色になる小さな花が咲きます。

目立たないので気づかない人が多いと思います。

果期:11~12月。果実は球形で初め緑色で、熟すと紫黒色となります。

クスノキには特有の香りがあり、主成分は樟脳(しょうのう)、昔はタンスの防虫剤として汎用されていました。

常緑樹だが、葉が入れ替わる春から初夏にかけて紅葉する。

新葉

クスノキ’レッド・モンロー’ 春の萌芽の際に黄色から紅色に変化する品種。

特に濃赤色の葉が目立つ。基本種のクスノキより成長は遅い。