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秋の花:若狭浜菊

2023年11月26日 | 花さんぽ・花めぐり

日本固有種の「ワカサハマギク(若狭浜菊)」(Chrysanthemum wakasaense

キク科キク属の多年草 準絶滅危惧(NT) リュウノウギク(竜脳菊)の変種

分布:本州(福井県から鳥取県) 日本海側の日当りのよい海岸部の岩場などに局所的に分布。

 

花期:10~11月 舌状花弁を含めて直径2.5~5cmの白い頭花を付ける。

リュウノウギクが4倍体化し、さらに変化したものであるとされる。

茎は細く毛が密生、葉は4~8cmの広卵形で、普通は3中裂し、縁に鋸歯がある。

葉の裏面には白毛が密生する。茎や葉を揉むと、リュウノウギク↓同様の匂いがする。

リュウノウギク↑に似ているが、全体に大型でがっしりしており、頭花の数が多い。

また、リュウノウギク↑に比べ総苞片が幅広い。

(出典:京都府レッドデータブック2015、熊本大学薬学部薬用植物園データベース)