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秋の実:奄美柊黐

2023年11月18日 | 花さんぽ・花めぐり

’231108 埼玉県花と緑の振興センター

アマミヒイラギモチ( 奄美柊黐)」(Ilex dimorphophylla)は、奄美大島の山地にのみ分布する固有種。

別名:アマミヒイラギ(奄美柊)ヒメヒイラギ(姫柊) 園芸用に採取され激減。絶滅危惧IA類(CR)

モチノキ科モチノキ属の常緑低木 樹高:2~4m  

セイヨウヒイラギ、アメリカヒイラギ、シナヒイラギの仲間。モクセイ科のヒイラギは全く異なる植物。

花期:5月 前年枝の葉腋にあるごく短い短枝に緑白色の小さな4弁花を1~3個咲かせる。

'210210 川口市立グリーンセンター

葉は互生し、楕円形で小型。若木の葉縁には鋭い刺状の鋸歯はある。

'200915 つくば植物園

成木の葉は楕円状円形~倒卵形で、葉縁は全縁となる。全く別の木に見えます。

雌雄異株で、雌株↑に11~1月、約6mmの球形で赤い果実をつける。

クリスマスシーズンにセイヨウヒイラギ(本来のクリスマスホーリー)の代替として販売されることもある。