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夏の花:化粧木

2023年08月26日 | 花さんぽ・花めぐり

気象庁が発表した向こう1か月の気温は全国的に平年より高いとのこと。

もはや9月は秋ではなく、夏ですね。残暑というよりも猛暑。その上、湿度が高く蒸し暑い。

逆に日本は湿度が高いので山火事も少なく、日本人の膚はきめ細かいとか?

将来、温暖化が進み5月も夏になり、春・秋はあっという間に過ぎ去ることになりそうです。

孫たちが大人になる頃にどうなっているか心配になります。

 

ケショウボク(ダレシャンピア)属(Dalechampia)は、熱帯アメリカを中心に、100種以上が分布しています。

中でも、ピンク色の苞が花びらのように綺麗な「ケショウボク(化粧木)」(D.  spathulataD.  roezliana)を比較的見かけます。

別名:フウチョウガシワ(風蝶柏)

'080113 つくば植物園

トウダイグサ科ケショウボク属の常緑低木 樹高:30~100㎝ほど。

'210220 つくば植物園

メキシコ原産。日本には明治時代に渡来。主な開花期は6月~9月(気温があれば周年)

ピンク色の花に見えるものは、葉が変化した総苞(葉が変化)

葉は倒心形で縁が波打ち、長さ10~20㎝

2枚の苞の間には、小さな雄花と雌花ついていて花弁はなく、芳香があります。

 

’060805 東山動植物園

同じ仲間で、もう一種は常緑つる性の「ダレシャンピア・ディオスコレイフォリア」(D. dioscoreifolia)も見かけます。

'060729 とちぎ花センター

別名「パープルウイング」、「バタフライ・バイン」などの名で流通します。

総苞は葉の名残りである葉脈や鋸歯が目立ちます。

つるは2~3mに伸び、「ケショウボク」(D. roezliana)より花や葉が大きいの特徴。 

葉は長く革質。葉や果実には毛が生えています。