田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

夏の花:玉紫陽花

2023年08月02日 | 花さんぽ・花めぐり

一般的なアジサイより少し遅れて「タマアジサイ(玉紫陽花)」(Hydrangea involucrata  var. involucrata)が咲いていました。

名前の由来は蕾が球形であることから名づけられました。

’230715 つくば植物園

アジサイ科アジサイ属の落葉低木 樹高:1.5~2m

花期:7月中旬~9月 花序ははじめ総苞に包まれた直径3~3.5cmほどの球形。

やがて総苞は落ち、淡紫色の小さな両性花多数を直径2~3cmの白い装飾花がとりまく。

葉は対生し、長さ10~20㎝の楕円形で、先は尖り、縁に鋸歯がある。

'090808 箱根(強羅)の山地に自生していたタマアジサイ

'210719 こちらはタマアジサイの近縁種「ヒマラヤタマアジサイ’コウキ(紅旗)’」(Hydrangea aspera  ’koki’ハイドランジア・アスペラ)

’紅旗’は日本で選抜されたアスペラの銅葉選抜品種です。原種は中国原産

'230715 アジサイ科アジサイ属の落葉低木 花期:7月上旬 〜 8月上旬 

装飾花は白色もしくは薄桃色、両性花は紫色から青紫色をしています。

'220702 こちらが蕾

'210602 葉は対生し、長さ10~25cmの長楕円形で、先は尖り、縁に鋸歯がある。

'230428 新葉は赤紫色がかり、葉は大きくフェルト状の毛が生える。

'230715 つくば植物園

こちらの樹名札は「ハイドランジア・ビローサ」(学名:Hydrangea villosa)となっていました。

同じヒマラヤタマアジサイの亜種(学名: Hydrangea aspera ’villosa’)でしょうか?

花期:7月上旬 〜 8月下旬 装飾花は淡紫色、両性花は藍色です。