「アリウム」(Allium)は、ラテン語でニンニクを意味し、ニラやネギなども含む植物の総称。
約700種の野生種があるそうです。今回は頭頂部に咲く球状の花を観賞する7種です。
ネギ科ネギ(アリウム)属の多年草
一番、お気に入りの「アリウム’グローブマスター’」(A. ‘Globemaster’)
花期:5月、草丈:70~80cm、花序直径:約15~20㎝ 蕾はギガンチウムです。
種間交雑種で、丸いボール状の花序に紫色の花を咲かせる。
大型種の代表的な「アリウム・ギンガチウム」(A. giganteum)和名:ハナネギ(花葱)
花期:5月~6月、草丈:80~120cm、花序直径:約10~18㎝
直径10〜18cmほどの丸いボール状の花序に、紫色の花を咲かせる。。
アリウムでは珍しい花が咲く「アリウム‘シルバースプリング’」(A. basalticum ‘Silver Spring’)
花期:5~7月、草丈:70~90cm、花序直径:約10cm
白に濃い赤の花芯の花が特徴。
「アリウム’タンチョウ(丹頂)’」(A. sphaerocephlum)
花期:5~7月、草丈:60~70cm、花序直径:約5cm
花茎の先に丸いボール状の花序をなし、赤紫色の花を咲かせる。
花が淡い紫色の「アリウム’サマードラマー’」(A. ‘Summer Drummer’)
花期:6~7月、草丈:130~200cm、花序直径:約7cm
蕾の時はネギ坊主のような形をしているが、咲くとギガンチウムに似た球状になる。
白花の「アリウム'モンブラン’」(A.’Mont Blanc’)
花期:5~6月、草丈:100~120cm、花序直径:約20cm
アリウムの中では花序が巨大な「アリウム・シュベルティ」(A.schubertii)
花期:5~6月、草丈:30~40cm、花序直径:最大約30cm
草丈は低いが、花火のような咲き方が特徴です。
こちらは同じ仲間(ネギ属)でお馴染みの「ネギ(葱)」 (A.fistulosum)の花です。