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春の花:大紅空木(斑入り)

2023年05月09日 | 花さんぽ・花めぐり

オオベニウツギの花色は濃紅色で、数多くの園芸品種がりますが、中でも人気の品種が、

オオベニウツギ'バリエガータ'(大紅空木’斑入り’)」(Weigela florida 'Variegata')です。

株を覆うほどに花がびっしりと咲き、今が満開で見頃です。

スイカズラ科タニウツギ属の落葉中低木 樹高:2~3mで、葉は覆輪で黄斑

本種は「タニウツギ」や「ハコネウツギ」の品種ではありませんが、「斑入りタニウツギ」や「斑入りハコネウツギ」の名で流通していることがあり、ややこしい。

同じ属の「タニウツギ(谷空木)」(Weigela hortensis)は、日本原産ですが、本種は、中国原産です。

花期:4~6月。花は漏斗状で濃いピンクで次第に白く変化する品種なので、2色咲きのようです。

因みに「ハコネウツギ↑」は、咲き始めは白花で咲き進むにつれピンク花に変化します。

花の色が変化するので別名:ゲンペイウツギとも呼ぶ。 葉裏にはほとんど毛がない。

花が最初から濃い赤色の「ベニハナハコネウツギ」、白花の「シロバナハコネウツギ」というのもあるそうです。

こちらが「タニウツギ↑」です。別名:ベニウツギ。花冠は淡紅色の漏斗状です。葉裏に毛がある。

時に白花の「シロバナタニウツギ」もあるそうです。