寒くなってネタ花が少なくなってきました。
温室に咲いている花が頼りです。
温室はレンズが曇るのが難点ですが、暖かい(暑い)のがうれしい。
今回はそんな中からよく見かける花にしました。
’201215 つくば植物園の温室で「アマゾンユリ(Eucharis × grandiflora)」が見頃です。
ユリとつくが「ユリ科」ではなく、「ヒガンバナ科(ユーチャリス属)」
「ユーチャリス(エウカリス)」属は、南アメリカに17種が分布する常緑の多年草。
中でもグランディフローラ種(アマゾンリリー)がよく栽培されている。
’201215 英名:「Amazon lily」を直訳して和名:「アマゾンユリ」
葉はギボウシ、花はスイセンを思わせるので、別名:「ギボウシズイセン(擬宝珠水仙)」、属名から「ユーチャリス」とも呼ぶ。
コロンビア、ペルーのアンデス山系原産。
花期:不定期。頂部によい香りのする純白の花を3~6個付ける。
花径は6~8cmで、花被片は6枚。 花筒部が長くて曲がり、垂れ下がるように咲く。
’201215 草丈:40~60cm。花茎は円柱形で高さ約60cm。
地面の生え際から長い柄を持った光沢のある濃緑色の大きな卵形の葉を生じる。
純白の花は香りもよく、花飾りのコサージュやブーケに使われる。