ダイモンジソウ咲く雲仙・普賢岳新道で・・・

コース　　　仁田峠～妙見岳～普賢岳新道コース～紅葉茶屋～アザミ谷～仁田峠
メンバー　　アチさん＆bamboo　途中から　ビスタリーさん　リーフさん　トマトさん

朝までは九千部岳のウンゼントリカブトを観るつもりでした。しかし、その登山口を通過して何故か仁田峠へ向かったのです。（今考えれば何か予感があったのか？）
４月から通行できるようになった新道は季節を追って観察しています。今年は今日で５回目を数えます。秋らしいヤマシロギクが登山道いっぱいに咲き乱れていました。ヤマシロギクはシロヨメナとも呼ばれるそうです。

大好きなアキノキリンソウも可愛い！オオバショウマの咲き名残にも間に合いました。

　

あと一ヶ月もすればこの鬼人谷は黄色や赤の紅葉で埋められます。

新道を入ってまもなくいくと、大文字草の前で「ジンジソウ、それともダイモンジソウ？」と花を観察しながら語りかけている声に聞き覚えがありました。３年前にお会いしてそれっきりになっていた横顔にも。思わず「リーフさん？」と声がけすると、にこやかな笑顔が私たちの方へ向けられました。リーフさんは佐賀在住で、先日の嬉野街道歩きにお誘いしてメールでやり取りしたばっかり。ご一緒できなかった街道歩きをまるで埋め合わせるかのような出会いでした。九千部に行かなかったのはこの出会いが用意されていたからと納得したbamboo。ご主人のビスタリーさんともあの時以来、トマトさんとは初対面でした。


　

登山道には大きな風穴の他にも小さな風穴がたくさんあり、冷たい空気が時折流れてきます。右は愛嬌のあるひげ爺さんのようジンジソウです。比べると一目瞭然でダイモンジソウとの見分けがつくはずなんだけど・・・。

　

植物に詳しいリーフさんに教えてもらいながら歩いた下山道には、ガマズミの紅い実が２種類ぶらさがっていました。コバノガマズミは葉柄が短く葉がビロード状でミヤマガマズミの葉先は尾状に尖るそうですが、さてどっちがどっちかな？

　

左のまだ青いまん丸の実はアブラチャンに。右はマユミ。

　

毛むくじゃらの君はフクオウソウ。

アチさんが珍しく話しが終わらずにトマトさんを引き止めていましたが、プレきのこ講演会に出かけられた３人は間に合ったかなぁ？