晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

2年ぶりの経ケ岳

2015年03月22日 | 
黒木~大払谷~つげ尾~経ケ岳~中山越~黒木 (4時間50分)

多良山系で最高峰となる経が岳へ(1076m)登れるようになれば自信が持てると思いながら、長く尻込みして来ました。先日登山口で経が岳について訊かれた質問の答えが合っていたのかどうかも気になっています。もしもの時は”つげ尾”で折り返せば良いのだからと気持ちを楽にして、経が岳を目指してスタート!

先々週はちらほらしか咲いていなかったユリワサビが満開となっています。春を待ちわびた植物たちにたくさん出会えそう。



ジロボウorヤマエンゴサク?



ガレ場を過ぎようとする頃、女性グループの団体さんが早くも下山中。「お早いですね」と声をかけると、昨夜は金泉寺山小屋で宿泊されたとのこと。結構な高齢者の方も見えお元気そうな雄姿に励まされます。
夏場並みに顔や髪から汗が滴り始め何とも言えない快感がよみがえって来る。湿った岩場の隙間から冬眠を終えた蛙達の寝ぼけ声がゲコッゲコッと聴こえ楽しくなります。思わずストックの先で岩を小突いてみたくなる。地表に出るのを迷っているのか、それとも体調を整えているのかな?

マッチ棒のブーケはシロバナネコノメソウ



ネコノメソウ



ナルコユリのお仲間さんでしょうか?




つげ尾に着いたよ!風の通り道となっているつげ尾は寒いかなと用心しましたが、暑かったので快い。ランチが済んだ頃は寒くなり服を1枚重ねました。さああともう一息で山頂です。




稜線の落葉樹帯に新緑が輝くのはまだ先のこと。マンサクの花はさほど咲いていない・・・。今年は裏年かもしれないね。





怪我以来2年ぶりの経が岳山頂でしたが、意外と淡々としていました。何より霞み具合がひどくて眺望はなし。原因は黄砂と思っていたのに、夕方のニュースでPM2,5の濃度がかなりの数値と知り驚きました。福岡では不要不急の外出は避けるようにとの注意報も出ていたらしい。



「マンサクよりアオモジの方がずっと綺麗だ」とアチさん。林道沿いのアオモジは身近で見えるからもったいぶっていないと云えばそうかも・・・。



キブシも



サツマイナモリもこぼれんばかりに斜面を埋めて



落ち椿も登山道を彩っていましたよ。
















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2 コメント

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充実してきましたね (マッスル)
2015-03-25 06:14:06
おはようございます
2年ぶりの経ヶ岳制覇おめでとうございます
気力体力が充実されてきたようですね
良かった良かった(喜)

花も結構咲いていますね~
ブログで春を感じさせていただきました(礼)
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ありがとうございます! (bamboo)
2015-03-25 17:46:03
2年間、五ケ原や西岳、多良岳、前岳、鳥兜から見上げるように眺めていた経が岳の山容。
やっと自分の足で登れました!
登山道が幾分広くなり、崩れが増えたような気がしましたが・・・。

里山の山桜巡りも楽しめる季節、迷います。
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