晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

今年も元気でした、シマバライチゴ

2011年12月23日 | 
あちさんの風邪も治って2週間ぶりの山です。ああ、やっぱり山はいいなぁ~。私にとって12日も山へ足を踏み入れていないなんて考えられないこと。久しぶりに履いた登山靴の下に伝わる土の感触、膚を突き刺す様な冷たい風も爽やかに感じられます。0℃からマイナス4℃でしたが、稜線にあがると冷たい風が谷から吹き上げてきて体感温度はもっと低かったと思われます。
多良山系にひっそり息づくシマバライチゴが、クリスマスのイルミネーションのように赤く色付いていました。年に一度だけしか訪れない谷あいです。会うまでは元気にしているか心配ですが、しっかり守られてたわわに付けた赤い房を見るとほっとして「今年も会えたね」と声を出さずにはいられません。









大きくするとイチゴというより、葡萄の房みたいです。



このあたりから10メートルも離れるたところには普通のフユイチゴが見られます。シマバライチゴの葉は先がやや尖っていますが、フユイチゴさんの葉先は丸い。



もう、ジンチョウゲ科コショウノキの花も咲いていました。柔らかい上品な香りがします。こんなに早い開花を見たのは初めてでした。



道ばた落ちていた青い宝石はリュウノヒゲ。



今日山頂から見た多良の山なみは寒々としていました



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4 コメント

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いい香りです (マッスル)
2011-12-24 20:29:23
こんばんは~
アチさん元気になられて良かったですね

多良にも 「コショウノキ」 があるのですね(驚)
あの花の香りは素晴らしいと思います(うん)
たぶん、蘭の中でも高級な香りを出す風蘭や寒蘭に似ていますね!
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ありがとうございます (bamboo)
2011-12-24 23:23:12
まだ鼻水が残っていますが、おかげさまで元気になりました。じっとしてればいいものを、今日も朝から窓拭きやその他諸々のことをやるのですから始末に終えませんよ、アチさんは・・・(笑)

コショウノキは山に登り始め、最初に出会いその楚々とした美しさと高貴な香りに感動し、あれこれ調べて名前を手繰り寄せた花です。そうですね、風蘭や寒蘭の甘い香りに似ていますね。
寒蘭!懐かしい蘭の名前です。
父が好きで何鉢も丹精して育てていたのを思い出しました。子供の頃はどうしてこんなものを~とちっとも興味がなかった私でした。涙腺がゆるみそう・・・。
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Unknown (きみやす)
2011-12-27 05:28:58
おはようございます。

>多良山系にひっそり息づくシマバライチゴが、クリスマスのイルミネーションのように赤く色付いていました。

本当に綺麗ですね~。
リュウノヒゲの青さといい
本当に、その美しさに感服してしまいます。

あと、ご紹介いただいた
『東京ロンダリング』面白かったです。
良い本を紹介していただきありがとうございました。
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コメント、ありがとうございました (bamboo)
2011-12-27 16:33:03
>『東京ロンダリング』面白かったです。

そうですか、楽しんでもらえて良かった!

「しずくの水瓶」の方に読書レビューしてます。読後してから時間が経過してしまい、書きたかったことからずれてしまったような気もしないではないのですが、良かったらどうぞ・・・。
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