感じるままに、大野智語り

『魔王』で成瀬領に心を奪われ、嵐の大野くんに堕ちました。大野くんについて、あれこれと綴っていきます。

怪物くん 第四話

2010-05-09 11:41:04 | ドラマ
昨夜は、「嵐にしやがれ」に全然気持ちが行かず…
録画してるんだから後で観ればよかったんだと、
終わってから気づきました

先週からの予告で、
怪物くんが泣くことは知っていたし、むちゃくちゃ期待もしてました。

けれど、その期待を遥かに超える、「怪物くん」の泣きに、心を持ってかれました。

「帽子の坊ちゃんへ」の手紙が読まれてるところから、
もうぐっときてましたが、

「なんだ、これ、とまんねえよ」って……

怪物くんがぼろぼろ泣いてた。それはまさに怪物くんが泣いてた。
怪物くんの心からの叫びだった。

しびれた…。

その後の、悪魔族との殺陣は、怒りと哀しみの舞だった。
お供たちに
「来るな!」と叫び、ひとり、フミさんの杖で戦う怪物くん。

「おまえらが死なせたのか、おれのお年寄り」

ひどい御託を並べ立てるデモリーナに対して、愚直なまでに「おれのお年寄り」を繰り返す。
鞭で打たれても、ひるまず、にらみつける。

「何にも分かってねえな。カレーに卵かけると、うまいんだぞ!
お年寄りのおせっかいもうまいんだぞ!」

初めて自分の言葉で、啖呵を切ったよね。
ほんの少しだけど、デモリーナにも心が届いた感じだったよね。

杖を優しく抱きしめる、その仕草が、もう切なくて…
「お年寄りは最高です」
流れる一粒の涙……

怪物くんは大野智以外、いない。

もちろん、3話まででもそう思っていたけれど、
ファンの欲目もあるわけだし、
でも、4話で、もう誰もが認めるところになったと思う。
「怪物くん」を見て、大野くんの演技を「しっかりした演技をしている。脇が固めてるせいか。」と感じていた方も、
もう認めざるを得ないと思う。
大野智の演技力を…
その天才的な感性と表現と…それを広げる身体能力とを。

最後、お墓でフミさんの名前をなでる演出、好きだったな。