日本列島では、『アイヌ・本州(特に集落や下町)・沖縄・在日諸外国人コミュニティ』や『伝統芸能や伝統系習い事・体育会系・現場職人系・不良系や自衛隊・警察・消防・其の他』の人間関係は、好き嫌い苦手不得手の感情の前に上下関係や横の繋がりや其の関係より生まれた【教え戒め掟禁忌】や【筋道ケジメ道理】がかなり強く濃い…言う迄も無く【阿吽の呼吸と暗黙の了解】も有る…
是はミュージシャンやライヴハウスに於いても同じくだ……。
ライヴハウスが、いつ出来たのか、ライヴハウスと言う名称にいつ為ったかは判らないが、1970年代には在っただろう……。
全国都道府県の大都市にライヴハウス出来て、インディーズバンドが全国ツアーし始めたのは1980年代半ばぐらいからか…。
インディーズバンドが全国ツアーする様に為った当たりでチケット代が、千円から二千五百円位でワンドリンク付きに為っただろうか…。
また機材搬入の【入り】の時間が三時ぐらいで其の儘リハ開始と言うのも……。
開場が六時半で開始が七時で終了が九時ぐらい…。
さてライヴをやるとして、自分のジャンルの大先輩格重鎮バンドを地元外から招いたイベントだとする……
自分のバンドは最優先だが、同じジャンルの先輩バンドや同期バンドにも対バンに声かけたりする事が多い…
そしてやはり同じジャンルの直属の後輩バンドにも声かけする……
もし直属の後輩が当日遅刻すると、後輩は直属の先輩にこっぴどく説教されたり怒号をくらう事もある、機材のセッティングが後輩の為に遅れるしリハも遅れたりするからである、諸先輩方々や同期を待たせて皆に迷惑を掛ける事もあるからである……
今日と言う日を何ヵ月も前から皆に声を掛けライヴハウス予約して、ライヴハウスのレンタル料払ったりする訳である…ビラ配りやビラ貼りもある…
ライヴハウスの借り賃は、主催者が持つ事も有るがチケットノルマも有ったりする、しかしさすがにこちらが招いた地元外のゲストにはチケットノルマは課せられ無い……
九時過ぎにライヴが終わると早々に機材を片付け、ライヴハウスか居酒屋で打ち上げが始まる……
此の打ち上げも、年下バンドや後輩バンドであればあるほどに打ち上げに出れないならば事前に前もって当日以前から言わないとひんしゅくを買う事有り、しかもライヴ終わってすぐに「今日打ち上げメンバー全員出れないんですけど…」と言うと、説教か怒号が落ちる場合有り、「1人もか?今日ライヴやるの前から解ってんのに?」と…勿論、仕事の都合も有るが、大抵1人は繋ぎ役として残したりもする、声掛けて出して頂いた恩義と大御所バンドと知り合う機会を造って頂いたた有難さに対してで…
言うならば、地元外から大御所重鎮大先輩格バンドを招いた場合、打ち上げでなるべく当日の地元バンド勢でおもてなしすると言うのが、北海道から沖縄迄のライヴハウス事情と言える……
また、地元の先輩が次にライヴやる時、此の前声掛けして出演させて頂いた恩義で「この前は出して頂き有難うございます、貴重な体験でした。」と挨拶に顔出しに行く事も多い。
又は、声掛けして頂いたライヴの前に先輩バンドが一本ライヴやる時は、「今度のライヴ声掛けて頂き有難うございます、宜しくお願いします。」と挨拶がてら観に行く事も多い……
日本列島のミュージシャンやバンド事情では、格上バンドや先輩バンドに声掛けて頂き出演させて頂いたら、当日前のライヴか当日後のライヴに挨拶に行く傾向有り……礼節礼儀義理恩情筋道ケジメ道理である……
是は、部活や武道&スポーツや伝統系習い事も同じで、是等の経験体験者は、意外と通じるものである。
ライヴハウスでライヴやるのも団体競技やスポーツと変わら無い…。
会場予約して会場造り仕込み設営を皆でやって、本番の試合もやり会場スタッフやりトラブルに対処し、一通り撤去してら打ち上げと。