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 新山の記憶(百名山 二百名山 三百名山)パート2

 ブログを新しくしました。旧山の記憶も見れます。http://blog.goo.ne.jp/yukio-12

烏ヶ山 秋

2018年09月20日 | 日記

   伯耆大山の支峰では、代表格ともいえる烏ヶ山(1448m)。ひさしぶりに鏡ヶ成方面から登る。2年前には、鍵掛け峠の下、健康の森から登っているので今回はこちら側から登る。

 鏡ヶ成カラの登山口は二カ所有るが、キャンプ場前からは途中危険な箇所があるとの標示があった。下の写真は、新小屋峠からのもの。ここからでも良いが、駐車場が狭いので下手をすればかなり離れた場所(キャンプ場)に車を置くことになる。

      登山口には、何故かクマ注意の看板がある。

              

 一時、大山にクマが出るとの噂が立ったことがある。それで、あちこちに看板を立てていたが、いつしか撤去されている。ただ、ここだけは撤去されずに残っているのは、行政の怠慢なのか?元々、いるはずのないクマの噂くらいで騒ぐこと自体がおかしい。近年では、利尻島の件もある。利尻島でも一時騒がれたが、今はいないことになっている。泳いできて、また泳いで帰ったそうですが、本当かいな? だいぶいい加減な気がする。

  (クマの話はおいて) 烏ヶ山も地震の影響やら自然の力でだいぶ変わった。八合目あたりまでは、以前と変わりないが、頂上近くの崖が崩れていたのには驚かされた。

 ただ、今は迂回路が出来ているから問題は無いが、この辺りはこれからも変化していくだろう。

     この辺りが要注意。迂回路を確認すること。

                             

     手前のピーク から見る烏ヶ山

                            

 頂上直下も昔と変わった。以前は、一枚岩にある割れ目(岩溝)を登ったが、今はその左手に楽な登路が出来ている。

        頂上は以前と変わらない

 

 

                            

       大岩の下に、テントが張れる。

     

                                         

 かって、年末にここにテントを張ったものです。雪の登りがきつかった。元日の写真を撮りたかったが、天気の関係でうまくいかなかったので、また挑戦しようと思っている。

           秋の気配濃厚

 

                                         

         ナナカマドも色づき始めた

                                           

        ダイモンジソウがひっそりと咲く

                                

       新小屋峠から登って来た人。ここで二つの道がぶつかる。   

 

 

                      

 上の写真に大きな岩が見えます。以前は、この岩の右手の崖側を登った。今は崩壊して登れない。岩の左手をまくように道が整備されている。

 新小屋峠への下山途中、変なものを見つけました。木がロープを飲み込んでいる。多分、ここから地獄谷へ下りるためにロープをセットして、長い間そのままにされたのだと思う。近くにも別のロープが張ってあった。

 かなり以前、この辺りから地獄谷へ下りるため、誰かがロープをセットしているとの話を聞いたことがある。 

                         

           帰りの鍵掛峠より。秋晴れの空に南壁が美しい。何度見ても良い景色です。

     

 アルプスもそろそろ紅葉の時期を迎えるだろう。

  

 

 

  


利尻と礼文(その2)

2018年09月02日 | 日記

  昨日鴛泊まりの港に着き、キャンプ場へ。ここは、利尻登山のための基地としてのキャンプ場となる。ここから、さらに1時間ほど上がったところにもキャンプ場がある。翌日のことを考えれば上のキャンプ場まっで行っておいた方がいいが、上の方は何かと不便だろう。お店も、温泉もないのだから。車なら、当然上の方が良い。

 

翌日、キャンプ場を早朝に発ち、上のキャンプ場に着く。自転車を押して歩いた。 パラパラと登山者の姿が。いよいよ利尻登山のスタートだ。良く整備された登山道に入る。これからしばらくは樹林地帯を行く事になるから太陽野日差しは弱い。最後の水場を過ぎて、ポン山との分岐にさしかかる。ポン山に登れば、利尻岳を正面に見ることが出来るし、ツバメオモトの群落にも出会える。

                                   ポン山から見た利尻岳(昨年の写真)

                                            

 早々に下山者とすれ違う。夜間登山をしたのか、途中の避難小屋で泊まった人達だろう。登るに従って天気が良くなってきた。振り返ると、礼文島が遙かに霞む。

 草花に注意しながらユルユルと登るのでさほどきつくはないが、ただ長い。途中、トイレがあるが、此のトイレは携帯用トイレのためのもの。近年、此のタイプのものが増えてきた。

                                  九合目。 「ここからが正念場」と書いてある。

                                  

                                            眺望は抜群

                     

                                  鴛泊港とペシ岬が見える。

                        

                 突然、頂上が現れるといった感じ。                        頂上の反対側

                                          

                                        アズマギクの仲間かな

                     

                   オトギリソウ                                 イワギキョウ

                    

                                         お花畑が広がる

                                  

 利尻岳登山は、天候さえよければ特に危険な箇所はない。2年前、7月に中旬に登った折りには、天気が良くなく、特に風が強かった。九合目あたりでは、風の強さにびびった記憶がある。雨が降らなかったから良かったようなものです。景色なんかは全然ダメで、頂上の祠を写真に撮ってすぐに下山した。

 今回の利尻登山は、頂上あたりに咲くリシリヒナゲシの写真を撮ることだったが、花は既に終わったらしく何処にも見当たらない。しかし、他の花々が咲いていた。しかし、花の写真を撮るのも結構難しい。

                                                                         次は、海岸近くに咲く利尻ヒナゲシなど