涸沢の紅葉は日本一とよく聞くが、まだ真っ盛りのものは見たことがないので行くことにした。
松江を朝3時30分に発ち、沢渡の駐車場にクルマを置き徳沢まで入りテント。登る人、帰る人ととにかく賑やかだ。
翌7月30日(土)
横尾まで行ってベース用のテントを張る。余分な荷物はここに置いて涸沢へ。横尾の本谷橋あたりから俄然ラッシュとなり 、行く人来る人が狭い登山道にあふれる。おかげでスローペースになってこちらとしては良かった。
涸沢で水を補給して目指す五・六のコルへ。荷が重たくなったせいもあるが、ここからさらにスローペースになり、休む回数が増える。この登山道は、奥又白の池~上高地へと続くが踏み跡がはっきりしない箇所もある。五・六のコルのテント場は狭くて先行者がいたらこまるが・・と思いながら登る。
五・六のコル やはり先行者がいてツエルトが2張り。
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それでもまだ余裕もあり、テントを置いたまま六峰に登る。上の写真左に奥又白の池が光る。テントも見えました。
10月1日(日)
暗い頃から岩登りが数パーティやって来る。はじめの組は、まだ暗いのでヘッドランプを点けて登っていたが、間もなく明るくなってきた。次々と登っていったが、女性もいた。まあ、このルートは初心者向きだから大丈夫だろう。
写真のテントは自分が担ぎ上げたもの。
北尾根の影が涸沢に・・・
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朝日を浴びる涸沢岳とザイテン
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今日もまた六峰に登り写真。その後涸沢まで下山しテントを張る。途中紅葉真っ盛りの涸沢に堪能した。
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中央左が五・六のコル。その左が六峰。六峰に登ると槍が見える。
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この日は涸沢でテント泊。翌日から天気は下り坂。朝雲間から太陽が穂高から涸沢岳一帯を照らし素晴らしい朝焼けとなった。その後、小雨も降り出してきた。涸沢小屋の食堂はいつも超満員だったが、この日は少し空きがあったのでラーメンを食べてから横尾に下る。横尾のテントに入る頃雨脚が激しくなり、夜はテントをたたく雨音がものすごかった。梓川の流れの音も激しそうで洪水になりはしないかと心配しながら寝た。
翌日天気は回復したがパッとしないので蝶ヶ岳は止めてかえることにする。上高地からタクシーで沢渡まで帰り「山小屋旅館ともしび」に入る。素泊まり3,000円なり。夕食1,000円ですき焼きだった。味もボリュウムも満点でよかった。久しぶりにご主人と話しながらの一杯が最高に良かった。この山小屋旅館、昨年から今年の年末年始の頃は、客も無かったせいか釜トン入り口まで送迎のサービスがありました。冬は、釜トン入り口までのバスがあるが、時刻が限られている。その点、携帯で電話すればすぐに迎えがきたのには大いに助かった。