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 新山の記憶(百名山 二百名山 三百名山)パート2

 ブログを新しくしました。旧山の記憶も見れます。http://blog.goo.ne.jp/yukio-12

大山この頃 1月28日(土) 香取と桝水

2017年01月29日 | 日記

 素晴らしい天気ででかけることにした。今日は、香取の展望駐車場に車を置いて、歩いてスキー場まで行く

つもりでした。

            香取への途中 北壁がきれいだ。                          振り返ると日本海

                   

                                       展望駐車場着

                     

                             この雪の壁を乗り越えなければならない

                     

 国際ゲレンデまで雪の中を歩いて行く覚悟で準備を始めたら・・・・。 何と忘れ物にきずいた。スノーシュウを忘れていた。これじゃあ雪の中は進めそうにない。あきらめて、桝水に変更。

                    桝水は、土曜日と日曜日は朝から営業しているが、平日は午後3時からだ。

               

 香取が1時前だったから桝水に着いても2時間は待たされると覚悟していたが、今日は土曜日なので朝からやっていました。「午後3時から」が頭に入っていたので土・日の営業時間のことは忘れていた。

  最高の条件で、気持ち良く滑れた。最近、雪用のマウンテンバイクを見かけるようになった。流行らしい。

                帰りにドングリ村に寄った。大山がきれいでした。そろそろ頂上から滑ろうかと思った。

                 

 


沢渡の宿と駐車場 (知っておくと良い)

2017年01月10日 | 日記

 冬期(11月から4月頃)の高地に入るのに一番良い方法はどうか?このことについての情報がなかったためどうしたものかと心配していました。以下に、今回えた情報を公開します。知っておけば何かと役に立ちます。

  まず、足について。

 バスも自動車も、阿房トンネルが出来ているため平湯~新島々間は大丈夫です。バスを利用すれば、釜トンネル前で下りることが出来ます。釜トンを抜け、最近出来た上高地トンネルに入れば後は、大正池ホテルまですぐ。大正池ホテルは、年末・年始の限られた期間だけ営業しているそうです。事前の予約が必要でしょう。客は、写真を撮る人が多いようです。

 問題は、自家用車で行く人。

  ア 自家用車を平湯か、新島々に置いて上記のバスを利用する。

  イ 沢渡の駐車場に車を置き、バス又はタクシーを利用する。

    ○ この方法だと駐車料金(1日600円)を支払うことになる。

  ロ 沢渡の温泉山小屋を利用する。

    ○ この方法が一番良い。

      その理由は。 1泊素泊まり3,000円也を支払えば、駐車料金も温泉入浴代も無料。おまけに送り迎えも無料でしてくれる。

    下山の時間を気にすることなく、帰る事が出来る。釜トンネルの入り口(出口)から電話すれば、15分ほどで迎えに来てくれるし、      

      温泉にも無料で入れる。

   ここのご主人は、絵描きさんで日展にも多く入選している。調理師免許も持ち、料理はうまいし、家庭的な上にあまりもうけにはこだ 

    こだわらない感じです。酒や麦酒は原価に近く、何だか奇妙な感じがしました。しかし、知る人ぞ知るで写真家や画家、山登りの

    人などが利用しています。カッパ橋などで絵を描いている人のほとんどは、この方のお友達らしい。

                  

             

                               家のすぐ前に駐車場があります

              

 私は、この度ここに2泊しました。12月30日と1月2日です。宿泊料金3,000円に夕食代1,000円。他に部屋の暖房費500円。2日で2食ついて9,000円也。ただし、飲物代は別。風呂代・駐車代・送迎費用はすべてサービス。夕食が実に素晴らしかった。

     一度利用されることをお勧めします。(あまりサービスが良かったので紹介させてもらいました)

    素泊まり 温泉山小屋ともしび 

                      「   携帯   080-9584ー6789   吉田さん   」   

 


雪の上高地 (その3)

2017年01月10日 | 日記

 小梨平から明神までは登り下りはほとんど無いので比較的楽に行ける。上高地で、この時期唯一営業している大正池ホテルの客も、このあたりまではやって来ているが、写真目的の客は、もっと奥までいくらしい。

                     

                                  嘉門次小屋

                       

 明神の橋を渡り、梓川の対岸に出て明神池を覗き嘉門次小屋の前で小屋に明かりがついているのを発見。人がいそうな気配で営業でもしているのかと中を窺っていたら、小屋の主のような方が出てこられて「お茶でも飲んで行きなさい」と誘われる。特に急ぐこともないので誘われるままに中に入ると小屋の関係の人が数名おられ、お茶ならぬお酒を飲んでおられた。

 正月だからとお酒を頂く。つまみは、イノシシの燻製と豚汁。それに漬け物だった。嘉門次という銘柄の酒は、香りも良くとてもうまかった。少しおよばれをしてからお礼に記念バッジを買い失礼することにした。

              徳澤園(閉鎖)                               テントが数張り     

           

                                      明神岳が美しい

                     

                   横尾避難小屋                             小屋の中

              

                                横尾の橋は雪がない

                    

  徳沢には、テントが数張り。ここにテントを張る人は多分蝶ヶ岳を目指す人だろう。蝶へは横尾からも行けるそうで、こちらからの方が断然早いと聞いたが・・・。

        梓川の流れもここまで来ると心細い                      穂高屏風岩

              

  

                              帰りの徳沢園(少し風が出た)

                     

                               猿がえさを食べている

              

 横尾まで行って時計を見ると帰りの時間が心許ない。明るい内に帰りたいのですぐに引き返す。要する時間は、3~4時間だろう。陽が明神岳の尾根をてらしている。徳沢園のテント場には風が舞って何ともわびしそうだ。途中、テントを担いでやってくる山男・山女に出会う。彼らは、横尾の避難小屋か徳沢のテント泊なのだろう。重そうな荷物を担いだ少しべっぴんそうな女性とすれ違った。一人でよくこんな所までやって来るものだ感心する。大体、以前はきれいは女性は、大体が小梨平までだったが?

 何とか明るい内にテントまで帰る。水を汲んで夕食の準備。今夜はお餅を入れた雑炊だ。残りのつまみと焼酎を飲みながら新年をかみしめる。明日は、下山となる。

 1月2日(木)

 今日も天気は良い。テントをたたみ帰る事とする。来たときよりより荷は軽いから幾分楽だ。

                               大正池と穂高・岳沢

                  

                                  焼岳

                  

  小梨平から、上高地トンネルを抜けて沢渡の宿泊所に電話を入れる。釜トンネルの入り口にご主人が迎えに来てくれることになっている。暗い釜トンネルを無事抜けて迎えの車に乗り宿まで。温泉に浸かりホットする。これで、念願の雪の上高地は終わった。いろいろな経験が出来て良かった。今度来るときは、頂上を目指そう。

  次号で、沢渡の温泉山小屋「ともしび」の紹介をします。この宿とご主人のことを知っていると知っていないとでは大変な違いです。 


雪の上高地(その2)

2017年01月09日 | 日記

 2016年12月31日、上高地は梓川べりにテントを張って一夜を過ごす。夕食の水汲みは、すぐ前に流れる梓川から。

               

 近年、水質の低下が言われはいるが水はあくまでも澄み切っていた。それでも、沸騰させて使う事にする。焼酎のお湯割りをチビリとやりながら持参したチーズ、野焼きカマボコなどをかじり温かい液体を胃袋に流し込むと寒さが遠のいていくのを感じる。

                                            ここで水汲みをした。

                           

 5時を過ぎるとすぐに暗くなる。夕刻、穂高や前穂それに釣り尾根あたりが少しばかり焼けたが写真になりそうにない。酒は、多めに持参していたので不足はない。程ほどに飲んでα米にスーパーで買ってきたカレーをかけて夕食とする。至って簡単。紅白を聞きながらいつの間にか寝入っていた。どちらが勝ったのか今でも知らない。

 夜半、お尻のあたりが寒かった。冬用のシラフではないものにシラフカバーを準備していたが、敷物があまり良くなかったらしい。荷物を省いたのがいけなかった。暫し起きて温かい焼酎を飲む。

 穏やかな夜だったが、翌朝の天気はぱっとしなかった。朝焼けも見えない。

 2017年元日。梓川で若水を汲み、雑煮を食べる。醤油と十六島(ウップルイ)産のノリに鰹節を入れて味を付けた。これが結構うまいのだ。5個ほど食べた。

 今日は、横尾をまで往復するのでゆっくりできる。カメラをぶら下げて正月の上高地を出発。雪は少ないのでスノーシュウは要らない。持ってこなくて正解だった。徐々に天気も良くなり、青空が広がる。穂高や槍、それに蝶ヶ岳などに向かうのにはまたとないチャンスだろう。しかし、自分にはその気はない。今年の目的は、いわゆる下見だから。

               明神池                               穂高神社奥宮

                 

                     下山者とすれ違う。何処を登ったのだろうか?

              

                                  徳 沢

                

                         蝶ヶ岳への登山口(本当に雪がない)

                 

  


雪の上高地で新年を

2017年01月06日 | 日記

 何度も行った上高地だが、冬は始めて。どんなだろうかと期待しながらでかけました。12月30日、沢渡の駐車場についてバスかタクシーで釜トンネルまで行く予定だった。駐車場にかなりな数の登山者の車が止めてあったが人影はない。タクシーも見当たらない。すぐ近くにお店が一軒開いている。上高地へのことを聞こうとして入ってみた。年配のおじさんが出て来られて「うちに泊まれば、駐車代も温泉代も入らない。釜トンネルまでの送迎も無料。素泊まり3,000円です。」といわれた。馬鹿にサービスがいいので半信半疑ながら泊まることにした。夕食は1,000円、部屋のストーブの油代が500円でした。

 夕刻、相部屋になった映像カメラマンの男性がやって来た。部屋で色々お話を聞いて安心した。夕食は1,000円とはいえない豪華なもので蝶へ登るという他の客も満腹そうでした。この宿のことについては後に詳しく紹介します。

 翌31日、朝食までサービスしてもらい釜トンネルまで送ってもらう

    釜トンネル入り口前 ここで登山届けを出すことになる         釜トンネル出口 雪は少ない

                 

           最近出来た上高地トンネル                          出口です    

                

 釜トンネルが約40分、上高地トンネルが約10分。そして、もう1時間弱で上高地駐車場前に着く。

                  カッパ橋。31日と1日は人が多かったが・・・。

              

                梓川沿いにテントを張る。他の人のテントが、中の方に数張りあった。

        

 テントを張り終えて、しばらくぶらつく。

                               霞沢岳の方角

                  

                         梓川沿いの化粧ヤナギの芽が赤く美しかった。

               

                          岳沢から釣り尾根方面。奥穂には雲が。

        

 この日は、梓川の水を汲み煮沸し、焼酎を飲見ながら夕食。紅白をうとうとしながら聞いていたがいつの間にか新年を迎えていた。