松江から吾妻山登山口の大峠まで道路には雪はないが、周囲はかなりの積雪が見られる。大峠の駐車場は、工事用に使われていて雪が搔いてあった。邪魔にならないよう隅っこに車を置かせてもらい(人が見えなかったので勝手に置きました)準備完了。
200m(?)ほど板を担ぎ、一番奥の民家のあたりから板を履く。シール登高もこれで3度目だ。ゆっくり歩こうと思うがどうもペースが守れない。何故か早足になり、すぐに息が切れてくる。急ぐ必要は無いのにどうしてこうなるのか自分でも分からない。休み休みで進むこと1時間。トレースの主らしい男性が下りてきた。雪が深くてばてたようで、敗退ですといっていた。奥の駐車場あたりから引き返したそうです。
スノーシューもいいが、平坦な所はやはりシールがいいようだ。雪は深くスノーシューも結構はまっているから一歩一歩に力が入る。その点、シールは板を滑らせるようにして進むから幾分楽かも知れない。(本当のところはどうなのかよく分からないけど・・・。)
雪解けは確実に進んでいる。流れに勢いがあった。 奥の駐車場あたり
一番奥の駐車場までがきつかった。ここまで約2時間くらいかかっただろう。下りてきた男性が引きかえしたあたりだが自分はまだ行けそうなのでとりあえず大膳原まではとがんばる事にした。
最後の土橋を渡って急な坂を登ったあたり。
うぐいす水のあたり
ここを登り切れば横田わかれに出る
全くぜんぜんトレースがないから一歩一歩すすむ。所々で倒木や雪庇の様な雪が邪魔をする。それでも案外に板は沈まないから何とか登り切ることが出来た。
比婆山方向 福田頭(?)方向
吾妻山 (大膳原にて) 今年はまだトレースはありません。誰が一番乗りかな?
大膳原の道標は完全に雪の下。天気も下り坂となる。時間的にも良い頃合いなのでここまでとする。今度来る頃には、トレースも出来ているだろう。
大峠の駐車場からここまで、約3時間30分位かかったと思う。平生よりかなり時間が掛かった。天気が良ければ頂上まで行ったかも知れないが無理は止めた。我が家に帰ったのが5時過ぎだったからいい決断だった。