新山の記憶(百名山 二百名山 三百名山)パート2

 ブログを新しくしました。旧山の記憶も見れます。http://blog.goo.ne.jp/yukio-12

初夏の蒜山 上蒜から中蒜往復

2018年05月27日 | 日記

5月24日(木) 

  上蒜山駐車場から登山口へ。以前は、もう少し奥まで車が入ったが今は道も悪くなるし、規制も始まりむつかしくなった。

                登山口で牛たちの出迎えを受ける。まだ幼い牛が怪訝な顔をして・・・。

           

                 二合目を過ぎると視界が広がる。右端が三平山。

                  

                 ここまで登れば上蒜の頂上はちかいが・・・。バックに大山連山が霞む。

                  

 上蒜の九合目で休み、中蒜へ。(上蒜の頂上はルートから少し外れているし、藪になっている)  上蒜と中蒜間の笹の原。良い感じです。     

              

 中蒜まで行き引き返す。幾分疲れた。本当は、下蒜まで行ってから引き返したかったがやめた。自転車をおいておけば良かったけど。この日は、真夏を思わせる暑さだった。

荷物はほとんど無かったけど、膝が少しくたびれた感じで情けない。

             歩いた後を振り返る。奥に下蒜が顔を出している。蒜山はのんびりとしたいい山です。

                   

 この日、下蒜から縦走して来たという人が二人いた。一人はトレランで、もう一人は普通の歩き。どちらも、道路沿いにスタート地点まで返るようでした。

 蒜全三座の往復は、普通に歩けば八時間くらいかかる。体力作りに良いが、若者のすることだろう。


連休の山々 その4月山

2018年05月22日 | 日記

 八甲田山から月山までの間に途中下車して、早池峰山、中尊寺、青葉城等により連休最後の目的地月山へ。天気は下り坂とのことだが、いっこうにその気配は無い。青葉城祉見学の後、月山に向かい良い時間に到着したので早速板を担いでリフトへ。

                                            月山駐車場

                          

   駐車場からリフトまでしばらく歩く。今日は、体が慣れていないせいかこれが結構きつい。リフト利用はあまり好きではないが楽だし時間的に有利なのだからしかたがない。本当は、山やは歩くべきなのだ・・・。

     リフトの終点。写真に第2リフトが見える。ロープを使った原始的なリフト。                    リフト終点          

                     

           リフトの終点から。下に駐車場が見えます。                              終点に食堂やトイレがある。

                   

                               ここから、 ロープリフトは使わずに歩いてのぼる。

               

                     手前のピークにつく。向こうのピークが月山頂上。後一時間も歩けばつくのだが・・・。

                  

             稜線の雪は溶けている。歩きづらい。                          今日はここまで。

               

                右に折れると湯殿山だ。 出羽三山は、羽黒山、湯殿山、月山。もう少しすれば白装束の修験者達が行き交う。

                         

   翌5月2日(金)、天気は何とか持ちそうだ。この日は、やはりリフトを使って少し滑りる。しかし、もうおもしろくなくなったので温泉に入って帰り支度だ。4月24日に松江を発ち、今日で九日目。何処が良かったかと言えば、やはり岩木山だろう。いい山なのに何で人一人いなかったのか不思議な気がする。まあ、五時間も歩かなければいけないのがネックだ。

 帰りは、日本海側に出て北陸道を南下し、敦賀で下りる。舞鶴から鳥取を経由して帰松。途中、いつも気になっている山による。                                                                                                          

  


連休の山々 その3 八甲田春スキー 5月27日~29日

2018年05月18日 | 日記

  今日27日は、午前中岩木山のふもと百沢スキー場周辺でカタクリの花の写真を撮りブラブラする。その後、八甲田山へ移動。途中、弘前城を通ったが桜はもう葉が出始めていた。たった2日しか経っていなのに季節のうつろいは確実だ。

 2年ぶりの八甲田山となる。かって、出雲のテレマーカーの鈴木さん、妹尾さん、植田さんなどと訪れた所でもあり懐かしい。岩木山から八甲田山までそう時間は掛からない。ロープウエイのある駐車場に車を止めてここで車中泊。翌朝、徐々に車も増えてスキーヤーの姿が・・・。

                        

  ロープウエイの終点。晴天の中、まわりの山々は春の雪解けにザラメの雪面は最高の春山スキーとなりそうだ。皆さん、それぞれに散っていきます。特に、素人は準備は早い。ガイド付きの一団は、どっしりと構えていてすぐには動かないようです。自分は、一人なので不安なこともあり動き始めるのは早かった。

これは、あまり良いことではない。地理に詳しいガイド付きの一団の後からゆっくりついていけばよかった。

                   写真右手が八甲田大岳でその左が井戸岳。目指すは井戸岳でここからスキーは始まる。

                       

  この写真は、井戸岳から箒場岱等への滑るポイント。自分はあまり速く歩きすぎて行きすぎてしまいました。途中で気がついて引き返したら後からスキーヤーの皆さんが続々集まりサッサとスタート。

                  

  この写真は、翌日高田大岳から撮ったもの。左手前が小岳、次が大岳、中央あたりが井戸岳。箒場岱へ滑り込むポイントは、中央やや右手。スタート間際が一番快適で迫力もあるが間もなくどうでも良いような斜面となるのは、何処の山も同じような気がします。その点、伯耆大山などは他の山々に比べ少しも遜色はない。むしろ大山のほうが滑る距離は短いが迫力もあっておもしろい様な気もする。

                    

 この日は、井戸岳から箒場岱まで滑りシャトルバスを待ってロープウエイ駐車場まで帰る。シャトルバスはシーズンだけのものだがこれがあるから客も多い。岩木山ももう一度シャトルバスを復活すればいい。

 翌29日、酸ヶ湯の一般駐車場から仙人岱~小岳~高田大岳~谷地温泉~酸ヶ湯駐車場のコースを取る。スタートしてしばらくは樹林帯を行くが、その後写真にあるように沢筋を行く。この沢を詰めた所が仙人岱。仙人岱はだだっ広い感じで視界のない時など素人は迷う可能性があるかも・・・?

                               

  仙人岱避難小屋。夕べ泊まったスキーヤーが出発の準備をしていた。小屋の中には薪があって温かかったそうです。右の写真が小岳で、この頂上から高田大岳への登り口まで滑る込めばいい。山スキーは、歩くことが肝心です。きつい歩きではあるがこれが良い。ロープウエイ利用の滑りとはひと味もふた味も違う。この点は、山登りを志す者にしか分からないかも知れない。

             

 小岳頂上までは、ほぼ順調に登り、高田大岳へ向かって滑り込む。そして、ここからまた登り返し、頂上に達する。情報では、頂上から谷地温泉へ雪はしっかりついているということだったが、頂上はハイマツなどに被われて滑り込むポイントが分からない。ズルズル夏道をたどったのがいけなかった。どんどん下りとなり何のために苦労して高度を稼いだのか意味がない。  正解は、頂上あたりでハイマツ帯に分け入ることでした。

  だいぶ下ってからやっと雪が出てきた。眼下遙かに谷地温泉あたりが見えた。ここから滑り込むのは仕方がない。それでも、雄大な滑りが出来た。谷地温泉でバスを待とうと思っていたが、親切なスキーヤーが車に乗せてくれて酸ヶ湯まで。

                   

 これで春の八甲田もおわった。天気も下り坂なので月山へ移動する事にしたが、途中、中尊寺と早池峰による。

                                                                           続く

  


連休の山々 その2 岩木山~八甲田

2018年05月15日 | 日記

  最高の斜面を提供してくれる岩木山だが、今日は人っ子一人見当たらない。完全な貸し切り状態でした。二年前来た折りには、ロープウエイ(スキー場とは反対側)が動いていたせいか登山者も多かった。しかし、今日は連休、しかも快晴。

                     

          九合目あたり?避難小屋がある                         此の斜面を詰めると避難小屋

            

      風も強いので小屋の前からスタートする                          最高の斜面を一気に滑る

          

                         頂上付近は風も強かったが、ここはもう穏やか

                     

         春の日差しを浴びてのんびりと帰る                      スキー場にはカタクリの花が咲いて

         

                               群生を見るより一花がいい

                        

                            岩木神社奥の 百沢スキー場駐車場からスタート。夏場では頂上まで5時間30分とある。

                

                                                                                                                                                              続く


 連休の山々 その1 弘前城・岩木山スキー

2018年05月08日 | 日記

 4月25日、弘前市に着いた。小雨模様だったが丁度雨も止んできたので桜見物とする。天気は良くないのにかかわらず多くの人で賑わっていた。うまいこと駐車場が見つかる。      

  弘前市は、何度も訪れているがお城に入るのは初めてとなる。城は松江城などに比べればいたって小さい。イメージはマスコット感覚か?しかし、掘りがしっかりしているのが特徴だ。ただ、本格的な戦いに備えた作りかどうかはぎもんだろう。東北は、戦国時代から江戸末期まで小さな戦いはあっただろうが大きな戦いはなかったからかも知れない。周囲には、山や崖、海や大きな川はないのでお堀を利用したのだろうか。平坦地に石垣を築いて作っている。

              

                               此の写真だと大きそうな城だが・・・。

                      

             苔むした桜の古木が多い。                   外堀の両岸にもぎっしりと桜が植えられている。

               

 岩手県には、三つの桜の名所がある。弘前城、角舘、最上川沿いだそうだ。角舘の桜は、かって西行法師が絶賛したそうな。最上川には一万本の桜並木がつづくそうです。

         城内の大銀杏。根がむきだし。

          

 お城の掘りをぐるりと廻るだけでも二時間はかかりそうです。サッサとあるけば一時間くらいか?

 観光はほどほどにして、岩木山へ。下の写真は、二日後のものです。中央が頂上、右下にスキー場。

              

 翌日、27日。スキー板を担いで頂上を目指す。五時間ほどで頂上直下までたどり着く。風が強く時間的な心配もあって写真中央左手の奥辺りからすべることにした。この日は、人っ子一人出会わなかった。こんなに良い環境なのにどうしたことだろう。それに比べて、八甲田や月山はメチャクチャおおかった。

 貸し切りの岩木山スキーを終えて、車泊。翌日は、のんびりと散策を楽しむ。カタクリの花が咲いていた。近くの温泉に入りもう一泊してから八甲田に向かう。

             

       これはイチゲの花。カタクリと仲良しです。

         

                                                                                                                                                            その1 続く